ミスリード

今日は、空全体の9割以上が雲で覆われている。朝日がある辺りは、金色に雲が光っているが差し込む程ではない。風は、朝方は冷たい。


 最近のマスコミは、世論を何処に持っていこうとしているのか?

 これは非常に疑問である。内閣支持率の低下をみて、自分たちの行った世論調査にどれ程の考えを持っているのだろう。
 現政権を支持するのかしないのかきちんとマスコミ各社それぞれ旗色を鮮明にすべきだろう。
 また、各国で起こっている北京オリンピックの抗議行動でも、ニュースは流すが、それに対してどう考えているのか視聴者が判断できるようにすべきである。多様な意見を放送し中立的な立場をとることが使命だとするなら日本に民放放送などというものは存在しなくても良いことになる。

 あちらもこちらも叩く、悲観的放送をする、まるで日本パッシングを日本人が行っているようである。今の日本の素晴らしいところは、更に素晴らしい日本にするにはどういったことが必要なの?それを訴える気構えが必要であると思う。

 毎日、頭の悪さを誇らしげに語るタレントが意味も無く大食いをすることで番組が終わることにどれだけの意味があるのか。それが毎日では、馬鹿な日本人を大量生産しようとしているとしか思えないのだが。

 新聞も、4月から各社字のサイズを大きくし読みやすさをアッピールしている。しかし、その影で情報量は確実に減っている。更に以前と同様に広告スペースをとるものだから、新聞のめくるスピードが格段に速くなってしまった。
 以前、活字体を代え読みやすくなると変えたはずである。その時に情報量は減らしているはずである。今新聞を読んでいる読者は、新聞に詰まった情報量を大切にする活字中毒者が殆どだと思う。その読者層を無視していては、新聞は終わったとしか思えない。

 というわけで、こんなことを書いて、マスコミ批判をすることがこれを読んでいる人たちをミスリードしているのかもしれない。