冬の雨

空には雲が多い。昇る朝日の光が西の空の雲を際立たせている。今日は雨らしい。 昨日の夜は、暖かかったらしく路面の雪が融け滑りやすくなっている。 師走に入り、そろそろ街中はクリスマスを通り越して年末商戦に突入というところである。既に不景気の煽りを受け、物によっては激下がり状況である。それに合わせ人も大勢店内をうろついている。 しかし、その人込みも多少があり、混雑している店は混雑しているが、そうでもない所は、閑散としている。その閑散としている店は、先行き不安を感じさせる。  連合も、春闘では、賃上げ要求より雇用の安定という流れになっているようだ、去年は、輸出が好調な産業は大幅値上げ、そうでない所は我慢というように鮮明に旗色を分けていたが、今年は、総じて皆厳しいようである。 それでも、去年の大手企業は、空前の利益を上げそれなりの蓄えはあるはずだが、直ぐに雇用調整に入るその手際のよさは見事である。あの利益は、役員報酬に消えたのだろうか? 更に、バブルで儲けた人たちは、そのお金をどうしているのだろう。更に投資を繰り返し全て泡と消えてしまったのだろうか?泡銭を持っている人は、更なる投資を今こそすべきだろう。株でも良いし、土地、建物を購入するのも良い。何らかの形で、社会に還元していくべきだろう。幾ら稼いでも使わなければ死に金になる。使ってこそ金の価値が生きるというものである。 そう書く自分には、そんな金はない。蓄えも微々たるものである。将来の得られる報酬を夢に見ながら生活しているわけで、日本の将来が明るくなければ自分の老後も無いわけである。  この雨が、不景気を洗い流してくれる事を祈る。