映画

 今日は、午後から雪が降ってきた。今は漸く止み道路は轍になっている。


 今週は、映画を2本見た。映画館で映画を観るのは久しぶりである。もっぱらDVDをレンタルするか、WOWWOWで見るしかしなくなっていたからである。

 地元にある複合館に行ったのだが、訪れている人は本当にまばらである。へたをすると貸切状態に成ってしまう。

 1本目は、「カールじいさんの空飛ぶ家」これは、祝日の早朝に行ったので早朝割引などで1000円で見ることができた。

 これは言ってみれば子供も大人も楽しめる映画になっていた。最初の回想シーンは思わずもらい泣きしそうになるぐらい上手く作られている。

 短い時間だが、その切れ切れに過去がかえっておじいさんとおばあさんの人生の色々な部分を自分なりに物語を膨らませることができた。

 もう一本は、「アバター」を昨日の夜に見に行った。最終だったのでこれも1000円で見ることができた。

 これはフルCGで作られた映画である。そのため途中から映像にあきを覚えた。素晴らしく合成が上手く、どこが人工でどこからCGなのか区別が付かない出来栄えである。

 もしかすると出ている人間の俳優もCGではないかと錯覚してしまう。しかし、やはりCGはCGで作り物感がかえって強調されてしまう。ゲームのファイナルファンタジーの映像の様にも感じた。

 話自体は、アメリカ映画の精神を受け継いだもので、先住民が侵略者にさんざん虐げられ、ついには侵略者を追い払う映画である。ストーリー自体は、まんまスターウォーズと同じである。

 

 まあこのあたりは、人の好みもあるだろうから何とも言えないが、前者のほうが自分の好みには有っている。アニメとしてCGがデフォルメされている分安心してみていられた。

 後者は、余りにもCGが素晴らしくてつい映像のあら捜しをするのに夢中に成ってしまうため感情移入がしにくい映画だと思う。

 2本とも、決して酷い映画ではないので安心して見に行くことを人に勧められる映画であった。