話題

 曇、少しそれでも今までの朝より空は明るい。これも雲が薄いせいだろう。気温は相変わらず氷点下で外に出ると寒さは身に染みる。


引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/business/update/0108/TKY201001070500.html
 日航支援19日決定へ 再生機構、更生法適用の方針

 官民による企業再生ファンド「企業再生支援機構」は、19日に日本航空の支援を決定する方針を固めた。7日までに日航や国土交通省、関係金融機関に伝えた。19日までに債権放棄を求めている金融機関の合意を取り付け、日航による会社更生法の適用申請と同時に支援決定する「事前調整型」の法的整理としたい考えだ。

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 日本航空の株価も一時90円台になり市場の話題をさらったが、漸く再建への第一歩というところだろう。
 しかし、今回の政府方針を金融機関が素直に同意するか疑問である。もし、この案に賛成するとしたら、この先政府への借りを作ったと言うことになる。もしかするとこの案を飲む代わりに別なアメが用意してあるのかもしれない。
 それが国民に見えないだけで終わるのだろう。

引用 毎日新聞(http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100108ddm041040120000c.html
 ガンブラー:ハウス食品採用ページ感染
 ハウス食品は7日、インターネットの「新卒採用情報ページ」が改ざんされ、コンピューターウイルス「ガンブラー」の亜種が埋め込まれていたと発表した。ウイルスは既に削除し、7日に復旧している。

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 これも深刻な問題。個人情報を取り扱う機関の場合、他人事では済まされない。
 普通一般の、今までなら安心して良いと思われていたサイトを見ただけで感染するとは誰も思わない。
 今までなら、本当に怪しそうなホームページしか感染の恐れはなかったからである。
 
 そういった意味でインターネットの世界を破壊する行為に等しい。一体何がしたいのか意味不明だが、今回の騒動で恐ろしいのは、これが愉快犯の犯行ではなく犯罪を意図したものだった場合である。
 今回は、FTPのパスワードを盗むと言った点が強調されているが、一度乗っとられれば他の仕組みを潜り込ませることは可能である。それを行うことは、今回の状況から見ればいつでも可能なように思える。

 ホームページの改竄ばかりに目を奪われがちだが、今後もっと悪質なウイルスが登場するのは時間の問題である。

 今後このような問題の対策として、インターネットの世界でも、仮想化サーバーが主流になるのだろう。それがどのように作られるか判らないが、仮想化しても実態は存在するわけでその存在を保護する方法が見つからなければいつまで立っても安全とは言えないのだろう。