エゴ2

 曇、時折小雨がパラつく。気温は低く肌寒い。道路の温度計はプラスの4度と表示している。

 
 昨日の続き。

 非難することは容易い。相手の弱いところを攻めれば相手も反論できない。更に遠く離れたところで野次を飛ばせば、自分が野次を飛ばしていることも知られずに済む。そして自分自身が野次を飛ばす事で自分のストレスを解消出来る。

 今の日本がその状態で有る。そして自分もその一人である。何度も言うがこんな場末のブログの意見など何の影響力を持たない。自分でもそれは理解している。飲み屋のおやじの管巻いた言葉が誰にも影響を及ぼさないように。

 しかし、その飲み屋のおやじの愚痴を永久に止めることは出来ない。もし飲み屋で愚痴を禁止されたところでまた別なところで管を巻くだろう。

 そして普天間の問題。

 解決方法は、きっと別なところにあるのだろう。

1.まず、米軍基地があることで沖縄に落ちる補助金の額を明らかにするべき。
 更に有形無形の経済波及効果を明らかにする。もし、米軍基地が他に移転した場合の損失を明らかにする。
 
2.地方自治体の会計基準をもっと厳格にする。現在、地方自治体の借金は、少し甘めに報告されている。別会計に成っている隠れ借金を明らかにさせる。

3.日本初の財政再建団体と成った夕張市の現状をもっと明らかにさせる。


 日本全国の財政再建団体候補と成っている市町村のどこかが米軍基地の誘致に名乗りをあげるだろう。

 これは、もろ刃の剣かもしれないし、新しい日本を作るために必要なことである。何時までも借金まみれであるのに羽振りの良い生活をしていては、いざと成ったときに夜逃するしか無い。困るのはそこに住んでいる住民である。
 
 もしそれがダメならアメリカ軍に日本から撤退してもらうしかないだろう。その代わりどこかの国が侵攻してくるかも知れないが、それは日本人が選択したことである。
 もし、それが厭なら誰かが犠牲にならなければならない。その犠牲の代わりに何らかの補償を受け取るのは問題ない。それが日本国民のためという大義名分があれば受け入れやすいことだろう。