いい夫婦の日

 晴れ、今日の朝は、本当にきれいな朝焼けを見た。空に浮かんだ筋状の雲があかね色に染まり、空にたなびくドレスの様であった。
 気温は、吐く息が白くなるほど低い。


 今日は11月20日であるが、11月22日は、「いい夫婦」の日らしい。このごろ合わせは、今までも聞いていたと思うのだが、人に言われてそういえばこういう日があったのだなと再認識してしまった。

 そしてこれがあった。

引用 コンサドーレ札幌http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=2621

11/23(火祝)徳島ヴォルティス戦 お得なチケット発売のお知らせ

☆1122(いい夫婦)チケット…
徳島戦前日の「いい夫婦(11月22日)の日」にちなんで、ご夫婦でご観戦の方限定で、B自由席をペアで2,200円(通常前売り価格4,000円)で販売。当日はご夫婦お揃いでお越しください。
■席種/料金: B自由席(ペア) /2,200円
■対象/条件: 夫婦でご来場の方1,122組/お二人の結婚指輪をご購入時にご提示ください
(お二人の免許証などお名前等がわかるものでも可)

 この知らせを見たとき、これを利用して見に行ってもいいなと思い、奥さんに結婚指輪のありかを尋ねたところ、行方不明という答えが返ってきた。
 そういえば自分の記憶を改めて探ってみても、結婚指輪は、結婚式をしたときに付けて以来一度も指に通したことは無い。それだもの行方不明になるのも不思議はない。

 男の人まれに結婚指輪をしている人を見かけるが、自分的にはあり得ない光景なのである。小さい時から結婚指輪をしている人が周りに存在しなかった。それは、指輪が邪魔な肉体労働をする人が多かったという環境にそだったからである。

 なので、指輪を律儀にはめた姿は、滑稽であり、軟弱と思っていたのである。しかし、人が生まれた環境の影響を受けるとすれば、きっと指輪をする男性は、小さなときから指輪をする人を見なれていたのだろう。それは、人の嗜好の問題でありとやかく言う筋合いではない。とはいっても自分は、指輪を日常的に指に嵌めておくことは今後もないだろう。

 ただ、良い夫婦関係を否定するものではない。若いころ夫婦というのは、同棲の延長であるという考えがあった。厭になれば別れれば済むことという安易な考えである。
 そして子供が出来、大きくなり、徐々に親の手を離れ始めたころからお互いの存在が徐々に重大になってくる。それは、子供という存在が夫婦の存在の証だったものが、その鎹というべき存在が取れたとき、夫婦という存在の重要さに気づかされる。
 そうでない夫婦が存在するとは思うので、これはあくまでも個人的な感想にすぎないのだが。

 そうしてこの時期から、第二の結婚生活が始まると言って良い。中には、お互いの存在意義が無くて別れるといった熟年離婚が増える時期でもある。
 お互い子供という存在から見ていたのに、急にその存在が居なくなればお互いを注視しなければ成らなくなる。その時に相手との相性が悪ければそれは一つ屋根の下で生活することは不可能である。
 
 しかし、2人の生活が始まったとしても問題はある。それは男性に多い問題であるが、妻依存体質が増すということである。何故ならほとんどの男性が会社と家の往復で人生の半分を費やしているため、会社以外の社会を知らないという点である。
 休日など、夫婦の共通の趣味が無ければ、買い物以外は別行動になる。奥さんは、趣味が多ければどこかに出掛け、取り残された旦那は、家に一人ぼっちで居るか、パチンコにでも行くしかなくなるのである。
 それも限度があるので、増々男は、妻依存症になるのである。それを防ぐには、男の方も何らかの趣味を見つけるしかないのである。

 その点でいえば、コンサドーレ札幌の応援に出掛けるのも一つの方法である。更にそれに奥さんも同伴するのなら夫婦で行動する趣味が一つ増えることになる。更に経費はパチンコで負けるより遙かに少ない出費で済むのだからこれ程良いことは無い。

 土日の休みに家のTVの前でゴロゴロしている男性がいたら是非奥さんを誘って試合を見に来るべきでしょう。それが夫婦円満のきっかけになり、試合も札幌が勝てば言うまでも良い休日になると思います。