動け

 寒さが非常に厳しい曇りの日である。時折雲間から光が差し込むが、外の寒さを変えることは無いようだ。昨日からチラついていた雪が路面を白く変わり、既にその上を散歩の犬の足跡や新聞配達と思われる軽自動車のタイヤの跡がついている。

 

 日本人総評論家論は、昔このblogにも書いた。それは誰もが評論家となり不満や、人の上げ足取をするが、その意見を実行に移そうとしないということである。

 自分に被害が及べば、赤ん坊のように泣き叫び、自分に被害が及ばなければ無視するか、訳知り顔で意見を述べる。それは、確実に責任が及ばないからである。まさしくそれは日本人の気質なのか、それとも世界どの国の人も同じような精神構造をしているのかそれは調べていないので判らない。

 この先、自分の事以外に無関心であればあるほど、いつの間にか周囲は、自分の状況を受け入れない世の中に変化している可能性がある。その時に、いくら自分が泣き叫んで抗議してもそれが受け入れられる可能性は非常に低い。

 そうならないためにも、自分の意見を表明すると同時に行動をと取らなければ何も変わらない。変えようという人が多数になればなるほどその効果は大きい。
 

 自分に関係ないと無関心でいる人は、既に自分の人生を失っている可能性がある。