Jリーグ開幕

 晴れ、白いちぎれた雲が所々浮かんでいるが、そこから顔をのぞかせる青空は本当に青空である。いつも晴れてはいても白く濁った青空が多い中見ていて気持ちが良い。気温は、少し低めでマイナス10度くらいまで下がっている。


 今日はJリーグの開幕日である。コンサドーレ札幌も遠く離れた四国の地で開幕である。去年の11月に終わりあっという間の期間だった気がする。

 

 その間、多くの選手がチームを去りそして多くの選手が札幌の一員となってくれた。その補強が適切だったか、さらにそれを使いこなす監督の手腕、チーム運営会社のやり方が問われることになる。

 自分としては、今まで生え抜きとこだわり、若手を育てるというチームの方針には賛成で、それが核となりJ1に返り咲くという意識は重要だと思う。しかし、そのこだわりを持つことがチームの枷となるなら選手の入れ替えもありだろう。育てて他のチームに送り出すことも二流のチームの生き方である。

 しかし、その育てて放出を繰り返すことが本当に札幌を一流にすることを自ら拒否していることになる。更に言えば、放出したあと一流の選手として活躍した選手が、その選手生活の晩年を育ててくれたチームに戻ってくれるならそれも一流にする一つの方法かもしれないがそれもない。

 でも結局は無い無い尽くしの中で、どうして札幌が一流のチームになんかに成れようか。と開幕の日に思っている今日である。

 その心の隙間をぜひ埋めて欲しい。そして自分が考える思いを良い意味で裏切ってほしい。