曇り、日中は晴れるらしい。気温もそれなりに夏の気温となる。

 日中は、建物の中に籠りきりで、陽の日差しを浴びないため無性にお日様が恋しくなる。仕事帰りの頃にはもう日が暮れてお月様が天空に残るのみである。

 そこにあるのにお預けを食っている心境である。そうなればそうなるほど人間の要求は高まるが、いざ太陽の日差しの中にほっておかれると、室内の涼しさが恋しくなる。本当に人間はわがままな生き物である。