札幌 vs 鳥栖

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 日曜日の午前中、強い雨が11時頃まで降り続いた。そして厚別へ行く途中、厚別方面に虹が掛かりまさにJ1昇格への幸運の架け橋がだと信じて厚別に向かったのだった。

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 試合は、開始早々あっけなく決まった。それもPKという札幌にとって不利な判定であった。その場では、誰が倒したのか判然としなかったが、家で録画を見直すと近藤選手が相手選手をペナルティエリア内で倒したというものだった。

 相手選手との接触はあったが、明確に倒した訳ではなく、トラップが大きすぎ足を伸ばしたせいでバランスを崩しただけで、その後の選手の演技が全てだった。

 見る角度によりその倒した、わざと転んだか審判には判断がつかないところもあった。TVだからその現場が良く判ったと言える。

 審判の判断もその試合の一つの綾であり、サッカーと言えるのかもしれない。

 しかし、あの一点でほぼ満員の観客が試合開始前まで持っていた熱い心に水を差したことは否めない。その後、札幌も鳥栖もお互い攻めあったが、札幌は鳥栖と審判の2者と戦っていた。

 結果的に、イエロー累積で次節、河合主将が出場停止、更にジオゴ選手もイエロー2枚のレッドで次節出場停止という次に向けての試合についても不利な状況に立たされてしまった。

 まさしく鳥栖にとって幸運な試合であり、札幌にとって痛い黒星となってしまった。

 ただ、まだ勝ち点的には3位にいる。首位FC東京との差は、開いてしまったが2位とは勝ち点差なしでいる。下位の徳島も勝ち、札幌、鳥栖、徳島で椅子2つを争う席取りゲームの状況は変わらない。

 札幌にとって試練のアウェー3連戦、まさしく運命を掛けた戦いが続く。