政治

 曇り、気温は朝6時で23度と高い、今も生ぬるい風が吹いている。もし雲が無ければ相当な気温になりそうである。


 マスコミは、次の政局の担い手を自民党と橋下維新に絞ったようだ。民主党はマスコミにも見捨てられた状況である。見たり読んだりして感じるのは、マスコミの情報の信頼度といものである。まさしく情報の価値が玉石混合である。受け取る側は、相当な訓練をしていなければその情報に踊らされることは必至である。

 それにしても、ここに来て日本の政治家のレベル低下は目を覆うばかりである。政治家の家系に生まれ、生まれながらにして政治を教えられたならまだしも、ただの金持ちのボンボンで、右も左もわからず何かを知ったかのように行動しているようにしか見えない人が大勢居りそれがマスコミに登場するたびにうんざりする。

 だからと言って、労組上がりや市民活動家が素晴らしい人が多いかというとこれもまた極端な精神構造を持っている人が大勢居り、信頼できる人間が居ない。

 今の情勢では、次の国政選挙については、橋下グループが大躍進をするだろう。それは、一種のブームというべきものだろう。それに乗ってまたぞろ大勢の素人が国会に送り込まれ国の政策を担うわけである。また同じことの繰り返しが有るのかと思うとげんなりする。

 だからと言って、最近の官僚の力が素晴らしかというとそうでも無い。何度も言っているように出世が命であり国民に対する公僕意識は次の次だから始末に悪い。才能の全てを自分の出世のために使えば、それ以外の事は、二の次三の次になりになる。

 今の日本を感じで表せば「憂鬱」で決まりだろう。