オレオレ詐欺

 晴れ、朝日が横向きに入るため道路を歩くのが非常に眩しい。気温はマイナス。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121202ddlk09040052000c.html) 

1日、小山市の無職の女性(70)が1000万円の詐欺被害に遭ったと小山署に届け出た。

 同署によると、11月25日、女性方に長男を名乗る男から「携帯をなくし、番号が変わった」と電話があった。26日には「経費をごまかして株を買い、会社の金を使ってしまった。今日中に1000万円貸してほしい」と電話があり、東京都のJR新宿駅改札口付近で待ち合わせた長男の部下を名乗る男に現金1000万円を手渡した。その後、長男に連絡して被害に気付いたという。

 オレオレ詐欺の被害が無くならない。これだけ世間で騒がれ色々な手口で騙されることが繰り返し伝えられても、騙されてしまう。

 それは子を思う親心を逆手に取るか、上手い話には、嘘がつきものということが判っている大人に限って引っ掛かる。その心理学的な騙しのテクニックは、怖れいる所である。

 その騙しの方法については、警視庁のホームページ(http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/koreisagi.htm)にある。

 ただ、それを予防する具体的な方法として挙げられている、

 1.留守番電話の活用

 2.ナンバーディスプレイ機能の活用

 3.「ATM利用限度額」の引き下げ

 これは、お年寄りが実際にできるかというと疑問があり、やはり身内のものがこういった事を防ぐ手立てをしないと防げないだろう。

 最近の核家族化は、誰にも干渉されない環境を作るという点で良いのだろうが、こういった危険にもさらされることにつながる。まさしく現代の家族構成が生んだ事件だと思う。