敦賀原発

 曇り、ちらちら小雪が降る天気である。気温はマイナス5,6度と真冬の気温である。今日一日、真冬日らしい。


引用 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121190070836.html) 

日本原子力発電(原電)敦賀原発福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べた原子力規制委員会の専門家チームは十日、評価会合を開き、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断した。国は活断層の真上に原発を建てることを禁じており、規制委の田中俊一委員長は「運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明。敦賀原発廃炉を迫られる公算が大きくなった。


これに対して、日本原子力発電株式会社は、自社の調査の資料から全面的に争うという発表を行っている。

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 この問題は、是非とも今回の選挙の争点にして欲しい。きちんと各党はこれに対する方策を国民に知らして欲しい。疑わしきは罰せずなのか、それとも罰するのかそれだけでも構わない。

 日本列島のそもそもの成り立ちは、大陸プレート同士の衝突により隆起が発生して作られた島国である。常に3つのプレートの圧力にさらされているわけで、日本全体で断層が無い地域は無いと言って良いだろう。調べれば調べるほど断層が発見されるだろう。

 断層の無い場所に立地することが困難であり、もしそういった土地が有ったとしても既に人が多数居住していることだろう。今後、日本に原子力発電所を作るという事は、活断層の近くあるいは上に建てられていたとしても不思議はないし、無い場所でもいつそれが出来ないとは限らない。

 それを踏まえたうえで、それでも日本国内に新しい原子力発電所を作り続けるのか、国会議員の意見を是非聞きたいのである。報道各社は、マスゴミと言われないためにも是非それを今回の選挙の目玉にして欲しい。少なくとも投票の選択肢の一つには絶対なるだろう。