次になにが

 雪、朝7時頃からすごい勢いで雪が降りだした。何故というくらいの勢いである。このままだと4,50cmの勢いだが、これも数時間もすれば落ち着くらしい。今年は雪の多い年になりそうである。気温は低い。

 昨日のNHKで選挙後の番組として各党から人が出て討論会のようなものがあった。日曜の結果から自民党はもっと勢いのある顔をしているかと思ったら、石破幹事長だからか、何となく大勝利に快く思っていないような雰囲気を醸し出していた。民主党の暗いのは当然なのだが、全体に明るいとは言えない状況で、今後、どうなるのだろうか。

 自民党は、大勝したが、日本の前途が明るくない今、民主党の二の舞いになることは可能性として有ることは承知なのだろう。だからか、今後の経済政策をどうするか、消費税、公共事業について歯切れの悪さが何ともいえない。

 きっと第2次世界大戦前もこんな状況だったのだろう。先の展望が明るくないのにどういう政策が正しいのか判らない。もし何らかの政策を示したとして、国民全体が熱狂的な支持をしてくれるわけでもなく、あれだけ大勝した民主党が結局自分たちの政策を投げ捨て官僚の言いなりになった過程を見て、自民党が独自の政策を出せるわけでは無い。

 

 予想するに、維新は、国会議員で無い橋下氏を切り捨てるだろう。もしいたとしても一人の役員という扱いになる。そこで出てくるのは、石原氏である。

 もう既に、老境の域に達しているあの人は、得意の恫喝で官僚体制に切り込んでいくだろう。あの勢いに対抗できる国会議員はいない。声の大きい方に引っ張られるとしたら、徐々に自民党内にも食い込む可能性は高い。

 そう意味で数少ない独裁者タイプの人間である。あれにすり寄り陰に隠れながら漁夫の利を得ようとする人間が大勢いるだろう。

 もし、それでも期待するなら、今も言っている道州制への移行だろう。それさえしてくれれば地域色をもっと出すことが可能と思うが、はたしてどうだろう。