無差別殺人

 曇り、6月は、朝からカラッと晴れた日が少ない。それが蝦夷梅雨と言われる名前の由来であるが、本州と比べればたいしたことが無いのかもしれない。

引用 スポーツ報知(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120611-OHT1T00028.htm) 

 大阪・ミナミの繁華街、中央区東心斎橋1丁目の路上で10日午後1時ごろ、通行人の女性から「人が刺された」と110番があった。警察官が現場に駆け付けたところ、男女2人が血を流して倒れていた。大阪府警南署は殺人未遂の疑いで住所不定の無職・礒飛(いそひ)京三容疑者(36)を現行犯逮捕。2人は死亡し、容疑を殺人に切り替えた。刺された男性は、大阪市出身で、東京都東久留米市に住む音楽プロデューサー・南野信吾さん(42)であることが、親族により確認された。女性は所持品から大阪市内に住む60代とみて、府警が身元の確認を急いでいる。

 この事件、人は怨恨で無く、見知らずの他人に殺されるということが、既に日常の出来事の一つになってしまったのだなと思う。

 あるいは、小説であれば、この犯人に殺人を依頼した別の人物が存在するというような、殺人請負会社のようなものが存在するのではないかと却って疑ってしまう。
 犯人の動機も、「自殺」→ 「殺人」 → 「死刑」というように余りにも馬鹿げた理由で、そんなことを考えたとしても実際に実行すること自体馬鹿げていると思うような思考である。

 この犯人の頭の中はどうなっているのか知ってみたい気もする。もし、そういった人の思考回路を再現できる装置が出来たなら、こういった犯罪を起こした人間の思考過程を是非明らかにしてほしい。