民主党

 曇り、少し霧状の小雨が時折ぱらつく。気温は11度と低い。今日は夏至、昼間が一番長い日だというのに残念である。

 民主党は、死に体になってしまった。それも、バブルで膨れ上がった当選議員が余りにも政権与党としての能力が無さ過ぎたてんである。それをカバーする官僚制度であるが、その能力が徐々に低下しているのだろう。
 両方が動かなければ、そもそも国が立ち行かない。国際社会で生き残る能力を日本人が失っているのか?

 果たしてここで、自民党が政権をとっても既に弱体化した議員に日本を動かす才能を持ち合わせているとは到底思わない。そこで浮上するのが、橋下氏だが、実際国を率いてより良い方向へ進むのか、全くもって未知数である。それに掛けるとしても勇気がいる。
 きっと国民は、そこのところで逡巡しているのだろう。だって期待していた民主党がかくも無残な姿を晒している今、信じる術がない。

 もし国会議員がこれ程無能なら、やはり国の方針は、スイスのような直接民主制に移行せざる負えないだろう。多数決で決めた方が、まだすっきりする。
 これだけ、ネットが整備され、国民一人が一台スマホを持っているとしたら、国民投票も簡単に行うことができる。無能な烏合の衆の決断よりどれ程ましだろう。

 それにしても、壊し屋小沢の面目躍如たる動きは、彼の人生、日本を混乱に陥れ、国を弱体化しようと動き回っているとしか思えない。政治とは祭りごとである。さらにその上に立つ指導者は、率いる民を安全な方向へと導く役割を持っていると言える。
 その役割を放棄し、自分の利益のために行動する人間が指導者になるべきではないのは間違いない。それを自覚してなお、行動を続けること自体、頭のねじがどこか違った位置に刺さっているのだろう。