札幌 vs 横浜FC

 今日は、曇り。

 昨日は、札幌の試合を見に厚別まで行って来た。気温は高く、試合開始を待つ間太陽に焼かれじりじりしていたが、試合開始と共に雲が頭上に広がり、更に席がメインスタンドの屋根の日陰となり涼しく試合を見ることができた。

 それにしても試合を見に来る人たちの高齢化率はすさまじいものがある。普通サッカーの試合に来る人たちは、若者のような気がすると思うが、実際は、北海道の地方の街のように高齢化率は非常に進んでおり、ざっとの感じだが見に来る人たちの30%以上は、60歳以上ではないかと思う。

 

 更に、その高齢者の方々の大半は女性であるというのも面白い。高齢の男性は、殆ど一人で来るが、女性はやはり徒党を組んでいらっしゃるか、待ち合わせている。そのため話題が孫の話であったり家庭の話であったり、丁度井戸端会議のそばにいるようなものである。まあ一種独特の感じがする。

 試合は、前半殆ど横浜のゴール前でボールが動いていた。だがしかし、いくら優勢でもゴールが決まらなければ前節のようになるのは、サッカーに於いて常識である。攻めていて決められなくて相手に得点され逃げ切れられるというものである。

 しかし、そうなりかけた感がした時に、フェホのあの長い脚で相手の裏に走り込み、ゴールの右ポストに当たるギリギリのゴールで得点を上げる。本当にきわどかった。

 これで気分的に楽になったが、得点を入れた後、どうしても一安心するのか、選手全員が守りに入ろうとする。そのため全体にゴール前に引きすぎて、受け身になり相手にチャンスを与える展開になる。

 別に相手に攻められても余裕で跳ね返すことのできる守備が出来れば良いが、それが出来ないのが今の札幌である。

 

 しかし、今日の横浜は攻めが遅い。札幌に似ているかもしれないが、ボールを回して相手の陣形を崩そうとする試合運びに札幌の守備は助けられた。どんどんドリブルで前に来られた方が札幌は慌てたかもしれない。しかし、最後の最後で札幌が体を張って相手の攻撃を防ぐ、そして札幌も機を見て攻撃を繰り出すがもう一歩の所で追加点が取れず前半終了する。

 後半は、前半と異なり相手の圧力を受けてしまう。札幌の得点が1点ということで、相手にシュートを決められてしまえばという恐れから、カウンター主体となるが、後半早々、フェホが足を攣って交代、その代りに前田が入る。その後疲れた砂川の代りに榊、最後の交代が内村の代りに松本と一点を守る戦いになる。

 相手も後半の、残り10分でカズを入れ、得点を狙うが、相手の攻撃を抑え、最後は三上が決めて2-0で試合を決めた。

 選手は、良くやったと思う。残念ながら大量得点が出来なかったためレコンビンの出場はならなかった。それが心残りであった。早い時間に2-0にしていたら出場しただろうと思うが。

 まず特筆すべきは、奈良、櫛引の若い最終ラインである。若さゆえミスをするかと思ったが最後まで気を抜かずプレーできていた。堀米も頑張っていたし、上原、日高、上里も良い出来だった。あのくらい毎試合で来ていたら得点を許すことは少ないだろう。

 これで一つ順位を上げたが6位以内とは4ポイント差である。本来なら3位以内に入らなければ、成らないはずだったのだがレギュレーションが変わり6位以内だと昇格のチャンスはあるように去年からなっている。そのためいつもなら遠い目標を定めなければならないのが幾らか低い目標でも終盤まで期待を持つことができる。3位のチームにとってありがたくない制度だが。

 今季は、上位の2チームは危なげなく昇格するだろう。残り一つの争いに勝つには、やはり選手がこの暑い夏を乗り越え、主力が怪我無く終盤まで試合にでられるかに掛かっている。どうしても、連戦が続くと疲労で怪我をし易くなるため、主力が2人でも抜けると変わりの選手が居ないJ2では、そのまま終わってしまうことが何時も繰り返される。それをさせないようにするのが監督の手腕である。そういった意味で毎試合選手を交替で使う財前監督のやり方は後半力を発揮する可能性がある。

 

 J2の各チームは、ベテランと若手が混在している。昨日の横浜などは、本当に平均年齢が高いチームである。それで戦っているチームは、コンデション維持は大変だろうと思う。今年は西日本が異常に暑いので、それより比較的涼しい札幌を本拠地にしている分、終盤期待できるような気がしてきた。

 

 次節は、アウエイでガンバ大阪、そしてすぐ21日には、ホームで愛媛と体力的に厳しい試合が続く。ガンバ大阪の遠藤、今野などは、ウルグアイとの親善試合に出場して18日戦う事になるので札幌にとっては、勝つチャンスも大いにある。是非連勝して6位以内を確保してほしい。