今、小雨が降り始めた。朝6時の気温は14度と徐々に気温は下がっている。
引用 産経新聞(http://sankei.jp.msn.com/life/news/130907/trd13090704310001-n1.htm)
東京電力福島第1原発の汚染水漏洩(ろうえい)問題を理由に、韓国政府が本県など8県の水産物輸入を全面的に禁止すると発表した。取材に対して県蚕糸園芸課は6日、「現在、県産水産物の韓国への輸出はなく、ただちに影響はない」と説明している。
しかし、突然の名指しに“海なし県”の本県関係者からは戸惑いや疑問の声があがっている。
そもそも本県は太平洋に面しておらず、福島第1原発の汚染水による直接の影響は考えにくい。それでも韓国が本県を輸入禁止対象に含めたことに、同課の担当者は「どうしてそうなったのか全くわからない」と戸惑いをみせた。
この問題、本来日本人も福島沖で取れた魚を食べたいとは正直思わない。東京電力の隠ぺい体質というより、組織の弱体ぶりは、自分もこの先福島の原発処理を任せるに足る組織とは思っていない。
ただし、この韓国の声明も日本人にとって余り良い感情を持たない。深読みすれば、竹島問題以前から続く日本に対する対抗心で起きる行動に対するいらだちに似たようなものである。
そもそも、最近の韓国の姿勢は、日本に対しては何を言っても良い、何をしても良いという行動があからさまだから、隣に住む人間に嫌がらせを受けているようなものである。
韓国人が日本で捕れた魚を食わなくても良い。ただし、あなたの国の漁船も領海侵犯をしてまで日本の近海の魚を取っている事実には頬被りするのかいというところである。
福島沖は丁度南から流れる黒潮と北から流れてくる親潮がぶつかる地点にある。そのため汚染された海水は、太平洋側へ押し流されると考えられる。
汚染水は、海流で拡散されるが、福島沖を通過する魚は、その海水を摂取して回遊する。今の時期海水温が高いため北上する魚が多いだろう。だからその点でいえば釧路沖、根室沖の漁場で捕れる魚の中にも汚染された魚が混じっている可能性はある。
再三言うようだが、この地域にも韓国の漁船は進出している。彼らにとって国境は無いに等しいし、捕まらなければ無問題であり、日本の漁業監視船は、ロシアのように銃撃しては来ない。それならその漁船が水揚げした魚も取り締まれよと言いたいが、なんせ日本が今回の海洋汚染の原因なため、じっと我慢している状態ではある。
韓国は、本当に近くて遠い国である。日本の近くにあるが故に煩くもある。今程交通網が発達していない時代なら、少しの係りで済んだはずなのに、交通網の発達は、世界を縮め、側に寄って欲しくない国もより近づける。
その点でいえば、ヨーロッパの国が、お互いに接しているため戦争を繰り返してきたという歴史的事実が理解できる。