札幌 対 山形

 雨、気温も低い。

 昨日は、ドームに札幌の試合を見に行った。結果は、3-1と勝利。しかし、6位の長崎も勝利したため勝ち点差6のままとなり、残り5試合で追い越せるかは微妙になってしまった。返す返すあの2連敗は痛かった。

 試合は、前半札幌が先に先制したものの相手に追いつかれて同点となってしまった。相手の山形も勝ち点は同じなのでまだプレーオフに望みはある。

 後半、どちらが先に得点を入れるかの争いになったが、どちらかというと札幌が優勢に試合を進めるが、シュートまで持ち込めずいたが、意外なところで得点が入る。それが砂川のFKからのゴールである。キーパーが前に出ているのは見ていても判ったが、砂川のFKも中々決まらないのを知っていた自分は、ゴール前の札幌の選手の位置取りの方ばかり気になっていた。

 そして、その蹴ったボールをキーパーが弾いてゴールに吸い込まれたのを見た時、キーパーのミスで得点が入った思った。パンチングミスだと思ったのである。家に帰って録画を見直したところギリギリ手が届いたというところだったので蹴った方を褒めるべき。

 その後、内村のキーパーへのプレスからボールを奪い追加点を入れてから、札幌の勢いがまし何度か追加点のチャンスがあったが追加点が入ることは無かった。

 札幌は、今までのゲームを見ていても、引かれる相手には苦戦する。札幌が攻め込んで相手のカウンターに沈むという試合を何度も繰り返してきた。山形のように前に出てくるチームには相対的に相性が良い。

 その意味で、京都、千葉、神戸と続く3連戦は、札幌にとって上位チームであるが戦いやすい相手である。この試合のような気迫を持って戦えば勝利も見えてくるだろう。その代り相手も強豪なので簡単に勝たせてはくれない。

 しかし、勝ったから言えるのかもしれないが見ていて楽しい試合だった。プレーオフに出場できるかは難しいし、J1に昇格するのはさらに難しいだろうが、昨日のような面白い試合をしてくれれば見に来る人も増えるはずである。こういう試合があるから、また見に来ようと考えられるわけで、この試合を初めてみた人は、きっとまた来ようと思ったはずである。その代り、グタグタな試合が初見の人は、再度来る気が失せたはず。だから如何に面白い試合を数多くするかがサッカー人気を支えるのだと思う。