本田選手

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 今朝は、ミランの試合を録画で見ていた。開始早々、本田選手のゴールが決まり、今年の本田は違うぞと思っていたら、その後は、あまり印象を与えなかった。それは右ウィングとしての運動量の足りなさである。ある程度歩くのは仕方が無いが、ここはというチャンスのタイミングでのフリーランニングが少なすぎる。ここで走っていたらいい球が来るのにという所に走り込んでいないシーンが目立った。

 1ゴールは決まったが、次の試合移行ゴールが決まらなければ非難がまた湧き起こるだろうし、この先試合に出続けられる保証は無い。

 成績不振のミランと言えども、代表選手の肩書を持つ選手は多い、その中で日本代表のように本田選手にボールが集まるのではなく、他の選手が第1選択になっている現状で、周りからの信頼を得るにはやはりゴールという結果が求められる。本来ならストライカーという選手では無い分、得点を取り続けることは難しいことだろう。そういった舞台に本田選手は経っているという事である。

 もう一人のセリエで戦っている長友選手は、開幕戦ベンチスタートになった。W杯前、無理をして試合に出続けた影響があるのかもしれない。そういった体調不良も併せ、世界の一流で居続けることは才能と同時に、怪我や病気をしないという運命のようなものが無ければ不可能である。

 その本田選手、長友選手が今、北海道にいる。そして明日は代表戦である。端からチケットを取ることを諦めてしまっていたので、試合は、テレビで見るしかない。

 W杯は、つい最近終わったばかりなのにと思うが、W杯は、開幕と同時に次のシーズンが始まっているという事である。その舞台に立てる選手を4年間の間に選抜していく過程が既にスタートし、あの舞台に立ってた選手が必ずしも4年後立てるとは限らない。そういったまた新しい目標に向かって、日本中のプロ選手達が明日の代表を夢見て行くのだろう。

 それを傍から眺め、勝手な事をほざく人間がまた大勢生まれるという事である。自分も含めて。