醜聞

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引用  スポーツニッポンhttp://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/03/06/kiji/K20150306009924350.html

中川郁子(ゆうこ)農林水産政務官(56)が同じ自民党の門(かど)博文衆院議員(49)と路上でキスする姿を週刊誌に報じられ、5日、謝罪コメントを出した。中川氏は2009年に死去した故中川昭一財務相の妻。門議員は既婚者だが、不倫関係でないと主張している。農水省では、政治資金問題で西川公也農水相(72)が辞任したばかり。相次ぐ不祥事に批判の声が集まりそうだ。

 中川氏は事務所を通して文書でコメントを発表。門氏とキスしたことを認め「酒席の後であったとはいえ、私の軽率な行動により、門氏の奥さまやご家族、支援者の皆さま方らに大変ご不快な思いをさせ、誠に申し訳なく思っている」とした。不倫関係は否定し、門氏について「同一政策集団二階派)に属し、2期生として活動をともにさせていただいているだけ」と説明した。

 別に普段は聞き流す程度の事なのだが、道内選出の国会議員で相手が更に妻子ある同僚ということで取り上げる。

 

 中川氏は、あの故人である中川昭一の妻であった人、その意思をついで国会議員に成ったはず。亡き夫の意思をついで国会で活躍してくれると思い有権者は投票したはず。

 更に十勝は農業王国で、TPPの問題から自分たちの考えを政策に反映させるための命綱と思っていたと思う。と思っていたはずなのに、実際は仕事場で大人の火遊びに興じていたことが明らかに成ってしまうと何故と思うのは必至だろう。

 中川氏は今は独身であり相手が普通の男性なら別段構わない所なのだが、選ぶ相手が悪いとしかいえないし、何故、人間はこういった心の隙を生じさせるのか考えさせるところである。

 当然身近に、そういった事をしてはいけないという人はいなかっただろうし、そもそも2人の関係は秘密だったのだから周囲の人間は知らなかったのだろうと思う。

 一昔前なら何らかの圧力でもみ消すことができたのかもしれないが、もみ消すことのハードルが上がったと思う。またお相手が得体のしれない男性では無く、身元がはっきりしている男性だったから醜聞で済んだことが不幸中の幸いという事だろう。

 ハッキリ言ってしまえば日本の国会議員の全部とは言わないまでもある割合は、公僕としての意識は無いと思う。それが出来ないなら国会議員に成らないでほしいと思うが、これも格差社会の一つの表れで、国会議員もステータスの一つにしか過ぎないという事だろう。