真榊

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引用 時事通信http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042100089&g=soc

安倍晋三首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ、祭具の真榊(まさかき)を奉納した。23日までの春季例大祭の期間中の参拝は今年も見送る。首相の歴史認識に神経をとがらす中韓両国との関係や、26日からの訪米を控え、外交的な配慮を示したとみられる。

 真榊は「内閣総理大臣 安倍晋三」名で、真榊料の5万円は首相の私費で納められた。菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、「首相の私人としての行動であり、政府として見解を申し上げることはない」と述べた。塩崎恭久厚生労働相も真榊を供えた。


 真榊とは何か?これを知らないと話に成らない。真榊は、神式の行事を行う際に用いられる道具のことである。ネットで調べればネット販売しているページも見つかり、大きさにもよるがそれ程高額なものでは無い。

 奉納先が靖国神社ということでマスコミは食いついて報じているわけである。ただし、日本人の感覚でいえばお正月の三が日の初もうででお賽銭を上げることと同じような感覚でしかない。そおれが余りにも高額で国費から支払われているというのならニュースとして報じる必要があるが、本人は出席せずそういった儀礼的なものを奉納したことを報じることが異常に思える。もし、報道する側が公共に対して真実を伝える公器だとしても、私人の部分を詳細に伝える必要はないと思う。

 総理大臣は、日本の代表する人間の一人とするならその立ち振る舞いは重要である。ただし、その職に有ったとしても私人の部分は存在する。全くの公人としての振る舞いをその任期中行わなければならないという義務はないし、その私人の部分で法律に違反するような事であればニュースとして報じても良いが、そうでない場合報じる必要もないだろう。




 安倍首相の人柄なのか、日本のマスコミはここぞとばかりに書き立て海外に発信する。相当マスコミも安倍憎しの感が漂っている。それは、自分たちの信念である「ペンは剣より強し」という所を見せつけたい表れだろう。

 今後、このような面と向かった政府批判では無く、それとは別な行動を監視し、問題があれば揚げ足取りする覚悟なのだろう。

 マスゴミと揶揄されながらも、ここで自分たちのプライドを回復する一手がこの報道であり、国民に対してマスゴミは時の首相に対しても自分たちが何時でもその地位を引きづり落とすことができるのだぞと見せつけたいのであろう。

 逆に言うと、そういった行動を取れば取るほど自分たちの評価も下がることを知らない。