曇り、気温は20度。
日曜の試合、ドームでは無くCSで観戦。
結果は、既に出ているので書かないが、全くもって良い所が無かった。讃岐がゴール前を固め、攻撃は手薄なはずなのに相手を止めれない。全くもってディフェンスラインが未熟という事である。
その一つが逆襲に対して戻りが遅い。攻撃時に5,6人がゴール前に上がりその選手達が戻りきれないのに相手の選手は自分たちのボールにしたと同時に攻めてくる。この時、J1上位のチームなら必ずボールホルダーを止めに掛かる。ここで遅らせれば攻撃に上がった選手が戻ることができるからである。
そこが出来ないため3連敗を喫している。その要因はやはり河合、稲本の欠場である。ただし、出ていても満足なパフォーマンスを発揮できないからベンチあるいはベンチ外なので仕方がない。
これもタラレバに成るが、夏場の連戦を迎えるに当たり選手を上手く休ませられなかった監督の責任でもある。ベテランの調子を見極められなかった。代りの選手がいない訳では無かったのだから上手くローテーションすれば壊れる程では無かっただろう。
更に、小野の手術後の調整が上手くいかないため開幕から得点を取ることが出来ず、ナザリトの不調から都倉頼みに成った点だろう。その都倉が調子を落とし更にマークがきつくなれば得点が入らない。そこが札幌のキーポイントになってしまった。そして小野が復帰しても彼を先発で使う場所が無いフォーメーションに成ってしまった事もマイナス要因である。
ここにきての3連敗は選手の心を萎えさせる。夏場は弱点だと思っていたので、ベテランの使い方がポイントと考えていた自分には予想通りに事が進んでしまったことが歯がゆい。これが裏切られる結果だったらこれ程嬉しいことは無いのだが。
一時、選手層が厚く、誰が故障しても変わりがいると思っていたが、選手の移籍が増え、そして代りに出る選手が納得の出来ではないとすると、この先灯りが見えにくい。
何が必要かと言えば、やはりFWとDFの補強だろう。本来ならFC東京で出番が無い奈良を呼び戻すべきだろうが、本人は試合に出られなくともJ1にいたいと思っているのだろうから、帰る要素は無い。
そうなれば、またどこかのチームで出番を失ったベテランDFを一人取って来るしか方法は無いだろう。そうして3バックでは無く4バックもできるようにして小野の位置を開けて攻撃に幅を広げるしか方法は無いだろう。しかし、その小野にしても手術明けからこのところの体調は既にレギュラーとして出るには万全ではないし、来年まで回復を待つ年でもない。今年活躍できなかったら引退するような気がする。
そしてFWだが、怪我で連取を休んでいるナザリトだが、このままだと移籍する可能性がある。この時期まで監督に使われなければ外国人選手は1年1年が勝負なので他で出場できるなら札幌にいる必要はない。
勝手な予想では、代わりの外国人選手を探していていればいなくなる可能性があるのではないだろうか。彼もシーズン最初のチャンスを確実にモノにしていればもっと調子の波に乗れただろうが、相手に付かれるとポストもできないのではワントップは難しい。
選手評は今回は無し、言うと悲しくなるから。