ココイチ

 曇り、気温は5度。

 

 今日は、ハロウィンなのできっと街中は騒がしいに違いない。知らない人にとってはかぼちゃの日としか思えないほどかぼちゃの黄色い置物が色々な所に置かれている。

 

 この騒ぎは、きっと長続きはしないだろうという予感しかない。いっそ冬至と合わせてかぼちゃを食べる日にしてしまった方が長続きするような気がする。


 そしてハロウィンとは関係ないが驚いたのはこのニュース。

引用 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201510/CK2015103102000149.html)  

ハウス食品グループ本社大阪府東大阪市)は三十日、カレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)の発行済み株式の51%を上限に株式公開買い付け(TOB)を実施し、連結子会社化すると発表した。壱番屋も賛同しており、カレー用ルウ最大手と国内最大のカレーチェーン店が連携し、海外展開を加速する。


 何となくカレーチェーンでルーは手作りしているような気がしていた。それは勝手な思い込みに過ぎないのだが、このニュースで一瞬、電子レンジでパックのカレーを温めている風景を思い浮かべた。

 大なべを使い大きなしゃもじでカレーを混ぜていた昔の学生食堂のような風景を想像しているのが時代錯誤で、売り上げと効率化の観点から、特定の場所で粗方材料を仕込みチェーン店に配送するのは当たり前のことである。

 ただし、客は勝手な想像力を発揮して店に立ち寄る。カレー専門店なのだからその場で手作りは当たり前で、そういったものは美味しい筈と言う先入観で味わう。

 別にハウス食品が悪いというわけでは無い。レトルトのものを使うという印象が食欲を低下させると言うだけである。まあ、それ程このチェーン店のカレーが美味しいというわけでは無く。毎回行きたいと言うほどのこだわりが無い店なのでどうでも良い。

 しかし、今後ハウス食品というブランドを利用し、市販する前の味をこのチェーン店で実験的に販売する、それもスパイスの調合を店ごとに行って作るというような逆の発想が有れば行けるのではないかと思う。客の思いと逆転の行動に出ると良いのではないかと思うが、果たしでどうなるのだろう。