横綱北の湖

 晴れ、気温は3度。実際より寒く感じたが、体感温度はあてに成らない。

 あの北の湖親方が亡くなった。北海道出身として郷土の誇りだった。横綱の頃は、どの力士も歯が立たず彼を破る者は現れないだろうと思われ更にその容貌によって憎まれ役に成ることもあった。

 あの当時は、北海道出身の力士が多く存在し、北海道の人にとって相撲は郷土の誇りに近かった。その中でも大鵬に次ぐ横綱北の湖であった。


 まだ62才という年齢が残念であるが、最後まで理事長としての職を全うし、名横綱として名を成したのだから人の生き方として幸せと言うべきだろう。

 残念ながら、今の相撲界は八百長問題から人気を失い、更に日本人力士の活躍が少なく、更に道内出身の幕内力士がいない状態であり、応援しようという気持ちがわかない。第2、第3の道内出身力士で横綱が誕生が待ち望ましい。