道内ニュース

 曇り、気温はマイナス7度。

 ここ数年、テレビはWOWOWの録画かスポーツとニュース位しか見ないので、最近トレンディ情報を得るのは早朝の番組しかない。

 道内の民放で朝のニュースをローカル局で作っているのは、STVHTBしかないので、朝の6時まではSTV、6時から7時まではHTBというように時間帯を決めて見ている。

 ローカル放送で一番ありがたいのが、道内の事件事故のニュースが報道されることなのだが、それでもすべての事故事件が放送されるわけでは無い。例えば、高速道路の通行止めの原因は何だったか、JRの運休の原因などその時知りたいと思った事が放送されるわけでもない。新聞も同様で他の重大なニュースが有れば何も紙面に出ないし、全ての事件事故を取材できる人的資源も既に無いのだろう。

 だから、朝の番組も取材できる範囲の内容が中心となり極めて狭い。必ず日ハムの話題が入るのもそれに割く取材班が必要になるのだから、他の情報を取材することははなから諦めているのだろう。

 そういった事件、事故のニュースに接する時、良く聞く名前がある。時事通信とか共同通信である。これは、新聞社テレビ局などに取材したニュースを提供する会社である。

 しかし、道内のニュース取材力は心もとなく共同通信などは支社、支局を持つが、支局などは道新に間借りしている状態である。

 本来こうした取材専門に行う会社の機能が必ずしも良い方向に向かわず、縮小傾向にあるのは否めない。できることなら、この仕組みをもう少し良い方向に進めて道内の各マスコミ各社が共同で取材をする会社を作ったら良いと思うのだが、やはりスクープ報道を求めるなら各社共同してそういった事をするのは難しいのが現状なのだろう。

 しかし、人によって情報の必要度は違ってくる。多くの人が必要とするモノの他に、各分野ごとにその情報を欲する人は異なるわけで、そういったすべての情報が集められ見る人が選択できる仕組みが欲しい。

 道内のニュースに詳しいと思われる北海道新聞のWEBで表示される道内ニュースの乏しさは寂しさを覚えるくらいである。そしてその内容も自分には読むに値しないものが多い。

 もしも上に書いたように読者が必要な情報をある程度与えてくれる内容であれば、一か月の新聞購読料は安いものだと思う。そういった事をしてくれないかなと思う。本当に情報はタダでは無い。