北海道コンサドーレ札幌キックオフ2016

 雪、気温は1度。


 北海道コンサドーレ札幌の「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2016」の日程と内容が発表された。

 ここ数年は抽選で参加を決めるようになってドームからは遠ざかっていたのだが、久しぶりにドームでの開催が決まった。ドームが利用できない理由にあったのが、会場を借りるお金が問題だった様に思う。あれだけ広い会場に大勢の人が詰めかければ警備や案内の人の手当てを含んだ経費は多大なものだと思う。それを無料で行うには、入場した人に物を買ってもらったり、ファンクラブに入会してもらうなどの売り上げが必要だろう。

 しかし、今までの物販に関しては申し訳ないけれど購買意欲をそそる物が少なく、結局キーホルダー、マフラーなどにしか手が伸びない状況だった。今年はそれを回避できる何かが有れば良いのだけれどあるだろうか。


 また、寂しいのはこれまでの期間、新入団の選手の名前が出てこないことである。コーチにブルーノが復帰するという話題が出ただけで、外国人選手の名前は少しも聞こえてこないし、日本人選手の名前も出てこない。

 果たして、来シーズン記念すべき年にJ1へ戻れるチームが出来上がるのかそれが一番の興味に成るだろう。J1昇格を争うであろうチームは、それなりの資金を投入して選手を獲得しているのを見ると、資金がどれ程あるか判らない我がチームは苦戦しているのだろうかと心配に成る。

 そして、シーズン終了後からささやかれている新しいスポンサーの件もまだ秘密らしい。長年胸スポンサーだった石屋製菓もやはりそれ程大きな資金をチームに提供するのは、大きな負担である。J1に上がって活躍するならまだしも、ここしばらくはJ2のまま推移しているからそれ程宣伝効果は無く、スポンサーに報いてはいない現状がある。

 

 更に、J1に上がったとしてもJ1下位に沈んでいては、何の宣伝効果も生まない。やはりJ1上位に位置して優勝争いにせめて加わらなければJ2にいても同じように思う。だからJ1に上がれば常に上位に顔を出すようなチームでなければならないだろう。

 そうなると、やはりそれなりの資金は必要になり今年J1優勝したサンフレッチェ位の資金力が必要になるだろう。今の2倍3倍の資金を得ようとするとそれなりのスポンサーが付かなければ不可能である。全くもって営業努力しか無く、ただの腰掛が社長をしているような所ではそれは夢の夢となるだろう。そういう意味で野々村社長と運営会社の頑張りがもっと必要と言う事だろう。