廃棄品

 雪、気温はマイナス5度。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASJ1N5FTMJ1NOIPE024.html) 

セブン&アイ・ホールディングス、ローソン、イオン――。カレーチェーンを全国展開する壱番屋(愛知県一宮市)が産業廃棄物処理業者に廃棄委託した冷凍カツがスーパーで今月中旬に見つかり、廃棄食品の横流しが発覚した。問題は大手コンビニやスーパーにも広がり、業界や行政は対応に追われている。

 今回、やり玉に挙がっている「みのりフーズ」の社長と呼ばれる人物は、テレビでインタビューを受けている姿を見せているが、如何にも誰かから指示されて動いただけと言う印象しか与えない。もしあれが高度な演技だとしたら相当な人物である。

 そして、問題のもう一つの業者は、廃棄品を横流しした「ダイコー」なのだが、そこからの情報はテレビ等では流れてこない。何らかの説明が聞きたい。

 ここで問題になるのは、やはり衛生管理のことである。食品が有害物質に汚染されていないとも限らない訳で、以前有った冷凍食品への毒物の混入と同じで食の安全を脅かされたと言って良いだろう。

 更に、それを購入して流通させた店舗も多数あり、安ければ何でも良いという商売は長続きはしないだろう。どこかで何時かは破綻する。破綻するだけならまだしも、その間にそれを食した消費者が知らずに影響を受けることが問題である。

 最初の発端となったココ壱番の冷凍カツから次々と芋づる式に出てくる状況は、もしかすると他の業者でも行っているのではないかと思わせる危険なものである。

 こうなって来ると、誰を信じて良いのか判らないということになる。信頼と言うのは薄っぺらな言葉である。