佐々木監督退任

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 佐々木監督の元でのなでしこの試合は、昨日が最後だった。勝利で飾れてよかったのではないだろうか。

 しかし、大会期間中これ程チーム内の不協和音を報道されたことは無かったのではないだろうか?まだ大会期間中で全ての結果が出ていない中、監督と選手との不和、選手間の不和を書き立てられては、チームとしては一つに纏まれるわけは無いだろう。

 こういった事が起きたのは、チーム内、或いはチームに関係する人物が意図的にマスコミと通じて監督あるいは選手達を陥れようとしたとしか考えられない。

 卑しくも日本代表の女子サッカー選手なのだから、選手の意識としてそういった内部事情を他に漏らすようなことは有ってはならないはずで、少なくともそういった意識はあるはずなので選手が喋ってことを拡大解釈してマスコミが焚き付けたともいえる。

 選手達は、今の時期シーズンオフで合宿していたとしてもまだ準備段階だったためか、動きは悪く、パス精度も低く、また選手間の距離感も悪く見ていてまだ未完成のチームだった。パス精度や体力を鍛えればまだまだ実力的にはこんなものでは無い筈である。

 ただし、そういった準備不足で大会に臨んだとすれば、選手達に代表としての意識が欠如していたというしかない。

 それにしても大会は終わり、監督交代もある。この先、新生日本代表としての活動が始まる。負けた後の行動で評価は決まる。諦めない姿を見せて欲しい。