曇り、気温は8度。
今週は、先週までと打って変わって雨模様あるいは雪といった不順な天気が続いている。折角の春がこれではこれでは興ざめである。とはいっても平日は、建物の中で外の天気とは無縁の生活を送っているので、職場との行き帰りの間でしか天気を感じることはない。
天気図を見ると大陸から低高低高と気圧の塊が丁度波紋のように押し寄せる。高気圧が波頭で低気圧が波と波の間ということになる。普段の高気圧と低気圧の関係は、凸凹した感じで、規則正しく並ぶようなことは無い。それは、多くの波がぶつかり合うことでできた波紋のようなものである。
低気圧、高気圧というのは地球上の大気が空気でできているためできる現象である。太陽の輻射熱や海、そして地球の自転などが複雑に重なって大気に影響を及ぼす。
それは、静まった湖面にボートが乗り入れて波紋を作るようなもので、そのできた波紋を元の静かな状態に戻そうと試みる際、振動が徐々に戻りながらも、岸辺に反射した波とぶつかり合うことで均一だった波が乱れるようなものである。その波の高低が丁度大気の乱れになる。
ただし、何時までもこの大気の乱れもいつまで続くのではなく、やがて穏やかな変化となる。その結果来週は、晴れ間が続くようである。
しかし、今後地球温暖化と相まって緩やかな気候変動が期待できなくなるようである。嵐の日が交互に訪れ強い風が吹きまくる異常気象と呼ばれることが日常の日が続くと予想されている。
この先、生まれてくる人にとって地球は、徐々に人に優しくないものになって行きそうである。恐竜が死滅したような現象が人類にも起きる可能性が高い。
そういったことも併せて考え今の生活を見直すことも必要だろう。