3か月予報

 晴れ、気温11度。朝方は曇りで風も強く寒かった。今は風も収まり気温ほど寒さを感じさせない。

引用 日本気象協会http://www.tenki.jp/) 

予想される向こう3ヶ月の天候(2016年06月~)

平均気温は、北・東日本で平年並または高い確率ともに40%、西日本で高い確率50%、沖縄・奄美で高い確率60%です。降水量は、北・東・西日本で平年並または多い確率ともに40%です。

 上記は、日本気象協会の6月から3か月の長期予報である。今の予報の表現は、発生の確率である。では、40%の確率とはいったいどんなものなのだろう。

 例えばコインを100回投げて表が40回出るのが40%である。だから、今回の平均気温は平年と比べて高くなることは無いであろうという表現になる。これが60%あるいは80%という表現になれば、高くなる可能性が高いということになる。

 今年は、平年と比較して暑い日が少ないという表現でも良いのだろうが、どのくらい少ないかといわれても統計的表現ではその印象を表現しにくい。例えば、日中に外に出ている人にしてみれば日中の暑さが気になるだろうし、ビアガーデンを営業する人にとって夜の気温が高ければ売り上げが上がると期待するため夜の気温が気になるだろう。それぞれの人にとって気になる時間帯があり、その時に暑い日が多ければ予報は外れたということになる。

 長期予報の確率は、例えば1日後の天気予報が90%の確率で当たるものとすると、2日後は、90%×90%になるので81%の確率になる。それが90日後の予報となれば0.9の90乗ということで、90日後の予報は外れて当然という確率になる。いうなれば下駄を投げて占うのと同じくらいだろう。

 果たして今年の夏は、平年並みなのかそれとも暑い日が多いのか少ないのか、来てみなければ分からないということになる。