晴れ、気温21度。台風が去って冷たい風が吹くかと思ったが、外は生暖かい。さらに太陽の直射日光は夏そのものである。
しかし、今年の夏はこの太平洋側をかすめるように北上する台風が多発しそうである。今も太平洋の赤道付近には、台風の卵が次々と発生し始めており。例年なら太平洋上の強い高気圧に行く手を阻まれ一度西に進路をとるはずが、今年の太平洋高気圧の張り出しが弱いのか日本付近に台風の通り道ができてしまった。
この通り道を通りながら台風が北上していくと北海道の道東付近は今年は特に台風の影響を受けやすい。できるなら勢力を弱めて近付くことが被害が少なくて良いのだが。
次の日曜日にコンサドーレは、西京極で京都と戦う。その頃、日本付近に近付く熱帯低気圧がどのような進路をたどるかによる。もしかすると関西付近は荒れた天気になる可能性が高い。
例年の関西なら夜7時を回っても熱帯夜が続く時期で、この時間帯でも汗が噴き出す。そこで運動するなら尚のこと体力の消耗が激しい。それを克服するのは、やはり体を順応させるしかない。きちんと順応させれば体力は比較的保てるが、一番怖いのは、北海道のような気温の比較的低いところで体が順応した場合、比較的気温が低い(それでも30度近く)でも体から汗が吹き出し、じっとしていても体力を消耗するものである。
北海道は、比較的涼しく体力の回復がしやすいが、熱いところと寒いところを行き来する選手たちは体の順応という点では不利である。
例年北海道のチームが夏場に苦戦するのはそのせいだと言われていた。しかし、高校野球も北海道勢が活躍しているように、比較的暑さに体が順応しやすい若さがあれば短期間なら問題ないようである。
コンサドーレも今年は、その暑さ寒さの順応の点でいえば比較的順調に調整が図れているような感じがする。しかし、後半の残り時間の少ない時に相手選手が走れてコンサドーレの選手が走れない姿を見ると体の順応というのは本当に大きいものだとつくづく思う。