霧雨、気温は21度。今朝の4時過ぎに屋根を叩く雨音に目覚めそして雷が音を立てていた。それですっかり目覚めてしまった。

 このところ雨の日が多くなってきた。秋の長雨というが、北海道上空を前線がひっきりなしに通過しているためである。その間台風があり余計に雨の被害が多い。

 まだ、日中の気温は高く夜中の気温も20度を切ることは少ない。それだけ暖かい空気が北海道上空まで押し寄せてきているのだ。秋の気配はすれどまだその姿を見せていない。

 今年は、本当にひどい夏である。前半は天候がぐずつき寒い日が続いたと思ったら後半に入ると暖か日が続く、さらに雨も多くこの先の冬の様子が気がかりになるほどである。

 全くもってこの先の気候変動には先が思いやまれるといったところである。果たして今年は暖冬なのか極寒なのか本当に分かりかねる。

 そこで今の大気の状態を知るのに便利なページがある。それはここである(https://www.windyty.com)。

 風、気圧、雲などあらゆる気象情報が表示できるようになっている。はるか上空の高さにスケールを合わせ表示すると今現在の偏西風の流れが分かる。

 丁度、北海道の西の日本海で蛇行しており、北海道上空は暖かい地域に含まれている。ただしそれも今日で終わり偏西風が日本列島上空を流れるように位置を変える。それとともに暖かい風を追いやり秋風が吹き始めることになる。それは日本に秋が本格的に訪れるということに他ならない。

 昔ならこんな情報は簡単に得ることができず、天気予報は苦労したのだろうが、今ではある程度の知識さえあれば明日の天気を予想することができるようになった。本当に便利な世の中になったと実感できる。