W杯予選 イラク戦

 曇り、気温は8度。

 昨日は、日本代表のW杯予選を見た。

 試合の内容は、新聞やテレビで報じられているのであれだが、ここで日本代表の力を見せなければ本戦で勝利などおぼつかないと思われ、更に言えば負ければ終わりという感じだった。

 試合は、日本代表が圧倒する尾ではなく相手イラクのカウンターを何度も受け危ない場面も多く、これで予選突破できるのかという試合だった。

 最後に山口蛍のミドルが運よく決まったが、あれで帳尻合わせだと先は無いとみている人の多くは感じただろう。今の日本代表の先行きを不安視しただろう。

 そしてやはり日本代表の世代交代が進んでいることを感じさせる試合でもあった。本田は決めるべきところでミスをしてしまい、香川、長友はベンチに下がり交代でも出てこない様子は、まざまざとその時代の終わりを感じさせた。

 世代交代というのは、どの社会でも同じだが、生き残ろうとすればその仕事にしがみつくか周りにその力を圧倒的に見せつけなければならない。それができて初めて生き残っていく。そこには優勝劣敗の原理が働く。名前だけで生き残ることは難しい。


 この先、これまた世代交代が進むオーストラリアの試合があり、その相手に勝って初めて予選突破の可能性が見えてくる。日本人の多くは、昨日の試合を見て不安だらけだろう。