CWC

 晴れ、気温はマイナス17度。極端に冷え込んだ。


 昨日もCWCを見た。レアル・マドリードクラブ・アメリカの試合である。レアルの選手たちは多忙である。今週飛行機で来日し、そして練習もそこそこに試合である。まったくもって感覚は顔見世の出稼ぎにきた感じだろう。

 しかし、それでも強かった。あれだけ流していても守備は圧倒し、攻撃は一撃で仕留めてしまう。さすがというしかない。相手のチームもパスミスが目立つが、あれはレアルの選手の位置取りが上手いため拾われたが、守備が緩いチームなら漕ぎみよくパスがつながるのだと思う。惜しいシーンもあったのだが、その時に決められなかった分試合に負けたというところだろう。

 もし、決めていたらあの本気でないレアルに勝てたかもしれない。次の決勝の鹿島も先制したらいける可能性があるが、鹿島もそれ程シュート精度は高くないのでグタグタしていたら簡単に負けてしまうだろう。そういった感想をもった。

 鹿島が勝つとしたら運動量で圧倒するしかない。しかし、鹿島のプレスも簡単に交わされその結果、足が止まったところで得点を入れられるシーンが目に浮かぶ。鹿島にとって勝つには難しい試合になるだろう。


 そして昨日、スカパーが来年からJリーグの生放送をしないことが正式に決まった。アウエーの試合を見るならネット中継を契約するしかない。ネットで見ることに不満は無いが、スカパーに掛けた設備費用は無駄になってくる。このままだと衛星放送そのものが衰退してしまう可能性も考えられる。

 

 スカパーがこうなったのも世帯普及数が足りなかった他に、ライバルがいないため契約料金が高止まりした影響もあると思う。更に言えば番組の質が余り高くなかった点も契約者を増やせなかった理由だろう。

 ネットに対抗するには、やはり簡単に見られ契約料金も安いというところで広く浅く儲ける算段が必要であった。過去形になってしまうがスタートからの欠点がここにきてあらわになり契約者数も伸ばせないジリ貧になったと思われる。