アメリカは変わるのか?

 晴れ、気温はマイナス11度。

 今日から2月、あっという間にひと月が経った気がする。これも朝日が昇れば日が変わることは物の道理である。

引用 ブルームバーグhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-31/OKNVJ4SYF01T01

31日の米国債相場は上昇。他国は自国通貨の下落を誘導しているとのトランプ米大統領の発言を手がかりにドルが下げ、株価も圧迫された。

  ニューヨーク時間午後3時21分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く低下の2.44%。トランプ氏の発言とほぼ同時に1月のシカゴ製造業景況指数の予想外の低下が伝えられ、米国債の上昇は米東部時間午前9時45分ごろに加速した。

  それまではAT&Tによる30年、40年を含む大型起債計画に、米国債は30年債を中心に下げ圧力を受けていた

トランプ大統領が正式に誕生して2週間絶たないうちに彼は世界を混乱というものをもたらした。彼は、世界を破壊しようとしているとしか思えない。

 大国の振る舞いがどれだけ周囲に波風を引き起こすかを理解していない。更に言えば少しばかりの才能があるが故、自分で物事を決断しようとする。

 一昔前、西部劇の役者で何の政治的能力を持たない大統領が居た。彼は、周囲の操り人形であったかもしれないがアメリカ大統領としての振る舞いを知っていた。無能であるが故周囲を動かす能力は有能だった。

 翻ってトランプは、自分が有能であるということを見せつけようとしている。一部を除いて誰もが彼を有能とは思っていないことが不満らしい。頭の良いエスタブリッシュメントに対する反動があるらしい。そういう意味で分かりやすい人物だともいえる。

 今後彼は世界にもっと混乱を引き起こすことだろう。それは彼が信じるアメリカ一国主義が達成可能と思えば思うほど世界は彼を見放すだろう。日本もいつか彼との付き合いを考える必要があるだろう。

 

 その時にどのように行動するのか?彼以外に存在する良識あるアメリカ人の行動を期待するのか?それとも黙って彼の言いなりになり頭を下げることになるのか?日本の総理の行動が今後の政局を変えていくだろうことは間違いない。

 トランプは間違いなく黄色人種を嫌っている。