山火事

 快晴、気温は8度。昨日の夜中は寒かった。アメダスを見るとマイナスの気温となっていた。日中は暑くても夜や朝は冷え込むので体調の管理は必要である。

引用 河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170509_73020.html) 

東北地方は8日、オホーツク海の低気圧が東へ進み、気圧の傾きが大きくなった影響で強風が吹き荒れ、黄砂が観測された。最大瞬間風速は八戸や岩手県大槌町新町、白石、仙台で31.1~23.0メートルを観測し、宮城県内全域で一時、暴風警報が発表された。強い風と空気の乾燥という気象条件から、各地で相次いだ山林火災のうち釜石市栗原市福島県会津坂下町では住宅を巻き込むなどしながら大規模化した。宮古市では屋根の上で作業中の消防隊員が転落死したほか、小型漁船が転覆し、男性が死亡した。

 札幌でも豊平川の河川敷で野火が発生したりしているが、この時期空気が乾燥しているのと、冬の間に枯れた枯れ木や枯れ草が残っている時期でもある。

 そんなところに火の粉が飛べば容易に火が付くのは想像できる。また、この時期は山の中に山菜取り、レジャーなどで入る人が多くいるためタバコなどの火の不始末が原因になることもある。

 昔、小学校で山火事注意のポスターを図工の時間で書いた記憶が呼び起こされる。あのころから山火事はある程度の頻度で起きていたのだろうと思う。

 山火事を防ぐにはやはり入山者の火の取り扱いに注意を促すほか、山林に近い住宅地などは、バーベキューなどにより火の粉が飛んで火事になることもある。住宅地に近い山林がある場合、やはりその山林の手入れが大事になるだろう。年間を通しての下草刈りが必要だし、枯れた枝などの撤去も必要である。そうした手入れなしで放置すると薪を住宅地のそばに置いておくことになりかねない。

 起きてからでは原状復帰することは困難である。やはり起きる前の対策を日ごろからしておかなければならないだろう。