霧雨

 霧雨、気温9度。相変わらず寒い日が続く。

 今日の雨は霧雨だが、本当に雨粒が小さい。丁度霧吹きで水を噴いたような雨である。普通の雨粒は、地面に届くまである程度の大きさになっている。それは、上空の雲の水分や氷の粒がお互いにくっ付き合いながら成長していき空中に浮遊できない重さになった時点で落下することになる。

 更に落下する距離が長ければその間に雨粒が結合し大きな水滴になると考えられるので、霧雨は、本当に雲からすぐに地面に到達したものなのである。

 だから今の外の空を見ると薄白い雲に覆われている。いわゆる層雲という低い空にできる雲である。そこから降る雨は霧雨が多い。

 上空の雲の中と地面の近くの雨もつながった感じである。これがもっとひどくなれば霧の状態になるのだろう。霧で有名なのはロンドンだが北海道で霧と言えば釧路である。少し海に近く海上の湿った空気が押し寄せると地上で冷やされ水滴になり霧が発生する。深い霧は丁度雲の中に入り込んだ状態になる訳である。

 

 天気予報によると今日明日中に低気圧は北海道を抜けて天候は回復する予定である。週末は5月の晴れ晴れとした気候になるだろう。