対 ガンバ大阪 1-1

 雨、気温は17度。今日が大雨のピークと言われているが、土曜日が天候回復の狭間かもしれない。北海道は前線の北側にありこの前線が抜けると秋風が吹き込むようになり本格的な秋になるのだろう。


 昨日は、大阪でガンバ大阪との試合があった。DAZNで視聴。

 試合は、前半こそガンバ大阪の華麗なつなぎでゴール前まで攻められる場面も作ったが、コンサドーレが惜しいチャンスを作り続けた展開だった。その中でも都倉選手のシュートをGKが弾いたところをジェイ選手の左足が上手くミートすればゴールというのが一つあり、更にチャナティップ選手のシュートもゴール前で相手のDFにクリアされたりと得点を決められなかった。

 相手の得点はPKというやらなくても良いプレーで与えたのはもったいないところだった。キムミンテ選手には反省して欲しい。あれはプロフェッショナルなプレーではない。

 後半も相手のドン引き守備でコンサドーレが一方的にボールを展開する時間が続く。その中で進藤選手のヘッドを相手DFが腕に当てた場面は、明らかなハンドなのだが審判は見逃してしまう。これで万事休すかと思われた時間帯に都倉選手がアデショナルタイムでヘッドを決めてどうにか引き分けとする。

 

 負けると引き分けるとではダメージは違う。更に言えば、相手は最下位のチーム、負ければ順位は落ちるし下位との勝ち点差が縮まれば影響も大きくなる。その瀬戸際ではあった。

 本当は勝ち点3を取り、早く残留確定の勝ち点を上回れば上を安心して目指すことができる。できることなら次のFC東京戦で勝ち点3を取り昨年の残留勝ち点をオーバーしたいところである。

 相手のガンバ大阪の1点を守り切る守備は、いつぞやのコンサドーレの姿を思い浮かべる。得点を入れたらゴール前を固めて逃げ切る戦いである。ひたすら相手の攻撃を受け留め跳ね返すのみカウンターもFW一人の個人能力頼み。まさしく今のガンバ大阪である。いわば相手よりコンサドーレが格上になったということである。隔世の感がある。

 それにしてもあれだけ良い選手をそろえ、立派なスタジアムを持つチームだけに監督の力量というのは大きいものだとつくづく感じさせる。

 やはりペトロビッチ監督に変わったことは非常に良かったことである。