ロシアゲート

 晴れ、気温は20度。台風20号が今日の夜北海道を通過する予定で、更に台風19号温帯低気圧に変わって北海道に近付く、土肥らにしろ雨風の影響を受けるようである。

 結局合流はせず、外回りした19号が20号に抜かれた格好で、20号がインを刺したということになる。台風の被害が経度であると願っている。

引用 ロイター(https://jp.reuters.com/article/trump-legal-blow-analysis-idJPKCN1L8039) 

[ワシントン/チャールストン 22日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、政治的にも法的にも痛手を被った。この日裁判で元選対本部長ポール・マナフォート被告が有罪評決を受けた上に、元顧問弁護士マイケル・コーエン被告はトランプ氏の指示で不正行為をしたと認めたためだ。

11月の中間選挙に向けて与党・共和党への逆風となりかねず、自身への捜査の手が広がる可能性も出てきた。

コーエン被告は、トランプ氏との不倫関係を主張する女性への口止め料支払いが選挙資金関連の違反とされた問題で、トランプ氏から支払いを指示されたと証言。トランプ氏側の弁護士は、支払いは同氏とその家族が困るのを避けるためで、選挙とは関係がないと主張している。

ただコーエン被告の弁護士が、モラー特別検察官の捜査チームにコーエン被告がトランプ氏に関して持っている情報全てを積極的に提供する意向を表明。これでモラー氏が進めている、2016年の大統領選にロシアが介入したかどうか、またトランプ氏がロシアとつながっていなかったかについての捜査に再び脚光が当たることになった。

 トランプ氏の側近が有罪判決になり「ロシアゲート」が追及される可能性が出てきた。もし、大統領が弾劾決議を受けるようなことがあれば、「ウォータゲート」のニクソン大統領以来のこととなる。今のところ弾劾裁判が開かれるか判らないが、何となくその方向に行きそうなっところが見えてきており行方を見守るところである。

 トランプ氏は一種のパフォーマーであり絶えず人の視線を浴びることに喜びを感じるタイプである。そのことは大統領の職にあっては当然備えておく才能であるが、その視線を浴びれば浴びるほど反作用は大きい。だから、今回の件とことん追求されていけば多くのボロが出てくるはず。派手な行動の裏でやはり法律スレスレのところで勝負しているところが見えてくる。

 もし、トランプ大統領が失脚すれば、他の独裁的行動を取る中国、ロシアのトップにも影響があるだろうし、日本の首相にも少なからず影響がある。

 ただでさえそろそろと言われている安倍首相がその座を降りる時期は近いと思われて今回の自民党総裁選が最後になる可能性が高いから、トランプ氏の失脚はその端緒になるだろう。

 さてアメリカ国民は大統領としてトランプを選んだことを良かったと思っているだろうか?それともヒラリーの方がましだったと考えているか知りたいところである。