株安、TPP

 曇り、気温は5度。雲は多いがこれから晴れ間が多くなるとの予報である。明日、明後日と良い天気が続きそうである。

 

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 今年の10月に2万4千円台に上昇したが、一月で3千円ほど下落した。この原因は、やはりアメリカの保護主義の強化と中国に対する貿易制裁にある。

 経済は、海のようなものである。台風のように直ちに影響を与える大きなものもあれば季節によって流れを変える海流のようなものもある。それは、予想できるものと予想できないものもある。

 株の取り引きも未来を予測できればこんな簡単なことは無い。ただし、それには大きな条件があり未来を予想できるのは自分一人か、少数に限定されている時である。みんなが知っていればそれは瞬発力の能力だけである。

 この先の株価の上下動は、多くの人を悩ませるだろう。素人が判断できるものではない。だから株で儲けるのは一握りの人間なのかもしれない。

 今後の株価に影響を与える出来事がある。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20181101/k00/00m/020/135000c

米国を除く11カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が12月30日に発効すれば、ビジネス環境や暮らしの大きな転機となる。自動車などの輸出拡大が見込まれ、国内で輸入品が安く買えるようになりそうだ。国内農業への影響を懸念する声も根強いが、農産物の輸出で反転攻勢の好機ともなる。

 これが機能すると金の流れが変わる。一つ重要なのは、この協定にアメリカ、中国が加わらなかったことである。協定に参加している国は、日本、オーストラリア、メキシコ、シンガポール、カナダ、ニュージーランドベトナムブルネイ、チリ、ペルー、マレーシアである。世界のGDPの13%を占める。これが世界経済に影響を与えないわけはない。

 ただし、上手く回ればの話で、これにアメリカ、中国が今後参加させることができれば日本にとって悪い話ではない。