対 浦和 1-2

 曇り、気温は4度。

 寒い日が続いている。今週には平野部にも雪が降る可能性が出てきた。すぐに解ける雪ではあるが、そろそろ冬支度の季節でもある。

 土曜日、コンサドーレの試合を厚別に見に行った。厚別は、ガンバ大阪以来の訪問である。12時前に厚別につくと既に多くの人が待機列に待っており否が応でも盛り上がる状況である。会場に入るとまずは座席を確保し、カッパの特設物販やよつば乳業でヨーグルトを貰ったりと動き回ってしまった。その用事を済ませ座席に戻るとアウエーのスタンドは赤く染まっていき始めた。

 普段よりアウエー席のエリアが広く、いつもの2倍以上のエリアを占め、さらにメインスタンドにも浦和のゾーンがあり、それ以外でもちらほらユニホームこそ着ていないが浦和のサポータと思われる方々がいる。やはり浦和は違う。だてに収入がJリーグ1位というわけではない。北海道にこれだけ多くのサポが駆け付けるのだから恐れ入る。そして応援もホームのコンサドーレの声がかき消されるほどの勢い。これがドームならと思うと返す返す残念。

 試合は、コンサドーレの三好選手のシュートから始まったが、そのあとはコンサドーレの攻撃は悉く相手の守備の網に掛る。そして前掛になったところカウンター一発で相手のシュートが決まり先制されてしまう。そのシーン、CBの宮澤選手と福森選手がゴール前まで上がっていたため、見ていてカウンターが怖いなと感じていたのであった。

 

 最終ラインで相手選手のボールコントロールで兵頭選手が交わされシュートが決まる。ソンユン選手の足がもう少し動いていればと思うシーンだったが相手を褒めるべき。あれが本職のCBなら相手がトラップするとき後ろから押していただろう。それが出来なかったのは仕方がない。

 そのあとも中々攻撃のリズムが作れなかったのだが、菅選手がサイドへ切り込み折り返しから進藤選手が頭で同点ゴールを決める。ようやく追いついて一安心していたのだが、そのゴールを決めた進藤選手が相手選手にパスをするミスをする。そしてそれを回され、自陣に選手はいたのだが、これまた宮澤選手のクリアがきれいに相手に渡りまたもやシュートを決められてしまう。

 前半1-2で終了した後、後半勝負になったのだが、席がアウエー寄りだったためゴールが遠いため混戦の際のボールがどちらにこぼれているのか判らない状況になる。この点は厚別は見にくいのがサッカー観戦において難点である。

 何度かゴール前でコンサドーレの選手がシュートを打ち、相手に倒されているのは見ているのだが、ファールにならないので何となくもやもやする。近くで見ていれば審判に文句も言えるがそれもできない状態である。

 そういった状態で時間は進み、試合終了。浦和の声援が厚別に響き渡る。

 これでACLの自力は無くなってしまった。それでも4位以内を確保すればJリーグからお金が多く入るので残り試合も勝つことが大事。2連勝すれば4位以内は確保可能である。

 それにしても今季この順位で終われることを喜ばなければならない。まだ見ぬ光景は来季に取っておくことにしたらいい。