対 松本(A) 0-0

 晴れ、気温は8度.きれいな青空が広がり、このまま仕事をせずベンチで日向ぼっこしたいくらいである.

 

 日曜日の試合、この試合にチャナティップ選手の姿は無かった.怪我との情報だが詳しいことは判らない.最近のコンサドーレは、そういった選手の怪我情報を積極的にアナウンスすることが無くなってきた.一種の情報戦のひとつだろうが、理由がわからにままいなくなるのは非常に心配になる.

 また、故障明けの情報も少なく、練習に参加しているのかしていないのかもよくわからない.

 例えば、ジェイ選手などは、自分のインスタに宮の沢をランニングしているところをアップしているが、本格的に試合に出れる状況なのか不明である.彼などは3月くらいに突然姿を消し、こちらはどこかに移籍するのかと心配したが、その後怪我というニュースを聞きほっとした記憶がある.その怪我がまだ治らないのだから相当である.

 ほかに、小野選手、石川選手、術後の駒井選手などは徐々に慣らし運転状態に入っているらしいが、復帰するのは夏頃になるらしい.他にも、ロペス選手は家族のいるブラジルに帰国してしまいいつ帰ってくるか判らない.

 主力がこぞって怪我で離脱すると選手のやりくりも大変になってくる.そのチャンスを他の選手が生かしてレギュラーを奪取するくらいになると嬉しいのだが、中々そうもいかなさそう

 

 そして、昨日の試合のことになるが、ロペス選手、チャナティップ選手の代わりにそれぞれ荒野選手、早坂選手が先発する.2人ともレギュラーで出ている選手なので、普通以上の能力があるはずなのだが、特に攻撃に関しては見劣りしてしまう.案の定、ゴール前には顔を出すのだが、シュートが下手というか、その能力に関しては、普通なため攻撃のリズムを作るのは武蔵選手になるのだが、かならず相手のマークにあうため彼一人ではそれを打ち破れない.そういう点で回りに使われてなんぼの選手である.だからロペス選手とチャナティップ選手の欠場はコンサドーレにとってどうやって得点を取るか試されることになる.

 

 前半は意図的と思うが、わざと相手にボールを保持させ、相手のゴール前が手薄になった時にカウンターで仕留めるという意図が感じられる試合運びだった.ロペス選手、チャナティップ選手がいれば、きっと松本は一生懸命ゴール前に鍵を掛ける守備を選択したのだと思うが、コンサドーレが何時もの状況ではないことを知って、かさんに攻めてくる.

 この時に相手のシュート精度が高ければ本当に危ないところだった.悉くシュートミスとク選手が相手の得点を阻止したことで、コンサドーレの前半は0-0でというゲームプランが最低でも得られた.

 

 後半は、前半の状況とは打って変わり、コンサドーレが松本ゴールに迫る.コンサドーレが圧を掛けると相手の最終ラインは下がり、前半武蔵選手についていたマークも外れがちになる.そのため、武蔵選手がダイレクトの縦パス受けてからコンサドーレの攻撃が始まるようになる.再三ゴール前でシュートを打つが相手キーパーの守備に阻まれ得点を得ることができない.

 

 そういう時に得てして起こる、相手のビッグチャンスも見事に外してくれて得点を与えず、結局試合は0-0のドローとなった.

 

 今週末は、首位のFC東京との試合があるが、今の選手状態だと厳しい.さてさてどうなることだろう.