ルバンカップ 対 川崎(H) 3-3(PK 4-5)

 晴れ、気温は1度.この気温の中群れを成した白鳥が何かを仲間に伝えるように鳴きながら南に向けて飛んでいく.

 

 ルバンカップのことを遅くなってしまったが書く.前日は、台風の影響で千葉が大雨となり飛行機の欠航があり心配したが、土曜日の早朝は問題なく飛行機は飛んだ.

 新千歳のJALのカウンターの方は制服代わりにコンサドーレのユニフォームを着て業務を行っており、更に荷物検査場には多数のそして様々なコンサカラーのいで立ちをした人が次々と集まってくる.この時間に出発しなければ間に合わないので当然である.

 羽田に着くとそのまま急いでモノレールに乗りJR、地下鉄と乗り継ぎ浦和美園に到着.そこには大勢のコンサドーレフロンターレのサポがあふれていた.

 最終的には4万9千の人が埼玉2002に集まり、更にその半分程度はコンサドーレのサポーターがこの地に集まったのだから凄いことである.ドームでも少ない時は1万5千くらいこともあるので遥かに多くのサポーターが集まったことになる.

その人たちが日本全国か応援に来ようとしているのだから当然その熱気は試合を盛り上げるのには丁度よい着火剤になるはずである.

 丁度席に着いた時にGKが登場し、その後選手たちの練習が始まった.その間、相手を圧倒するようなゴール裏の応援がスタジアム内に反響する.それだけで背筋がぶるっと震えてしまった.

 もう少しで選手が入場するという時にゴール裏のコレオのために手伝ってほしいとの

声が掛る.それならとゴール裏に向かいこれをに参加してきたこれも良い思い出となった.

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 試合は、既にご承知の通り3-3で決着がつかずPK戦となったのだが、石川選手がボールを蹴る前に赤黒の紙テープを持ったのがダメだったのだろうか、期待と裏腹にグランドには青い紙テープが舞うことになってしまった.

 

 その後準優勝の表彰を見、更に選手たちがスタンドに挨拶に来たのを見て岐路に着いた.

 本当に何度も相手のシュートがポストに弾かれ、更にコンサドーレもチャンスを外し、何度も頭を抱え込んだ.そのせいか血圧が上がったのも自分でも分かりこのまま倒れるのではないかと不安に思った.さらに本当に優勝しようものなら血管が何本か切れただろう.

 

 これで今季の何らかのタイトル奪取は無くなった.残り試合はわずかに残ったACLへの道を進むだけである.選手たちはここで気を緩めることなく多くのサポーターたちに勝利の喜びを味合わせて欲しい.これまでのリーグ戦の不調は、このルバンカップの決勝へ進むための準備期間として許された面もある.

 

 しかし、この試合に関係した選手たちがこの場面に揃っていたのはこの時だけである.来年になればまたチームは入れ替わりまた新しいチームで戦うことになる.応援している方は、そういったことを理解しながらチームを応援していくことになる.

 

 次に決勝の試合を見に行けるのは何時になるのだろう.