日本代表の試合 鈴木武蔵選手は?進藤選手は?

 曇り、気温はマイナス6度.本格的な冬の気温である.雪はそれほど積もらなかったのは幸いである.しかし、この雪も少ないとスキー場などは経営に響くため大雪が降れと祈っているのだろう.

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 昨日の日本代表の試合、鈴木選手と進藤選手の出場を期待しテレビを見ることにした.そして、鈴木選手は先発出場前半交代、進藤選手は出場なしとなったわけである.

 

 ヨーロッパ組が居たらもっとうまく試合を運べたのだろうか?それとも苦戦して同じように負けたのかが気になる.しかし、守備に関してはやはり軽かった.Jリーグでもあんな軽い守備はしてはいないと思うのだけれども相手がベネゼエラであれはとは思う.あれだけ人数が居てゴール前を固めているのにベネゼエラの選手がその隙を突いて得点を決められているのを見ると日曜のオリンピック代表と合わせて日本の実力がそれほどではないと証明されたようだ.

 

 当然選手たちが非難されるように、大きな責任を負うべきは監督である.今回の試合に対して出場した選手たちは、代表に呼ばれて満足に監督の指揮の元に練習を行っていない.そういう状況でどういった守備をするか選手たちは試行錯誤だったに違いない.だから人数はいてもただの杭と同じでそれを外せばゴールネットががら空きになっていたわけである.

 

 後半一点を返したが、既に4点リードしていたベネゼエラが力を抜くのは当たり前で後半出た選手が活躍したと評価するのは前半出場した選手たちにとって可哀想である.

 

 鈴木武蔵選手の試合を見ているとコンサドーレの選手として出場している時と同じである.走力で上回れば裏抜けしてチャンスを作れるのだが、今回のように相手が同じ以上の能力を持っていれば簡単に裏受けできない.その点は、やはり相手との駆け引きをもっと磨かないといけないだろう.後はやはりトラップが上手くない.自分の思ったところにコントロールできればあのボレーも枠に飛ばしていただろう.その辺りもコンサドーレの試合で見る鈴木武蔵選手であった.

 今後、ステップアップをしていくにはそのあたりが飛躍的に伸びなければ並みより上の選手どまりである.世界の壁は高いことを感じたのではないだろうか.

 進藤選手については、試合に出られなかったので何も評価できないが、彼より実力が上とみられて先発した選手があの状態だから、それよりも能力が低いと評価されたのだからそれはこれからの糧にして欲しい.呼ばれても出場しなければ練習パートナーとして行っただけである.

 

 この結果を受けて森保監督の評価はダダ下がりである.この先の試合で結果を出さな開ければ日本サッカー協会の梯子外しは突然やってくるだろう.監督は、どんなことをしても結果でしか評価されない職業なのである.