台風が発生

 晴れ、気温はマイナス12度.雪は少ないが寒さは本格的である.

www.sankei.com

 太平洋の南西諸島付近に台風が発生した.赤道付近は日本と違い一年中夏なのでこの時期台風が発生しても何の不思議はない.台風がこのまま北に向かうことは無く、進路は赤道付近を西に移動していく.

 

 もしこの台風が北に移動するようになると間違いなく異常気象である.そうなれば相当世界は深刻な事態を迎える.だから、今回のように通常通り冬の日本に台風が来ないことを喜ばなければいけないのだろう.

news.livedoor.com

 環境問題について、今その中心にグレタさんがいる.彼女が言っている今行動しなければという言葉については同じ思いである.

 しかし、残念なことにグレタさんは環境問題の象徴という捉え方ではなく、若者といわゆる大人と言われる世代の対立のアイコンとなってしまっている.そのことは非常に残念なことである.彼女が望んでいることとは別なことで非難され攻撃されることは本意ではないだろう.

 彼女が有名になればなるほど周りは関心を寄せ彼女の行動を監視する.彼女が環境問題を訴えるために飛行機に乗らないと主張すれば、それに代わる交通手段を使うことで非難を浴びる.

 何故、環境問題を唱えるとその唱えた人は、全ての行動が環境に影響を与えないようにしなければならないのか.そうしなければ非難に対象になることは間違っている.人が生活するためには、何らかの環境への影響を与えざる負えないのは当たり前である.

 もし本当にそういう縛りがあるのなら誰も環境問題に口出しできない.

 上にも書いたようにグレタさんは環境問題のアイコンである.これ以上の支給環境の破壊を止めるための警鐘を鳴らす人である.

 彼女が有名になればなるほど、彼女に好意や悪意を持つ人が集まってくる.そういう意味で彼女は利用され始めている.

 小泉大臣が感じているのはその部分だと思う.大人との対立を煽っても世代間対立を生むだけで本当の解決に向けて遠回りするのではないかと危惧しているのだろう.その感覚は自分も感じている.その方向に向けたい人たちは、グレタさんの支持派、不支持派を含めて、対立を煽ろうとする.

 対立が大きくなればなればなるほど、やじ馬は面白がるからである.そのためには環境問題を脇に置き、くだらないことをはやし立てる.本当に必要なのは、真剣に環境問題を議論する時間である.