レバンガの試合を見てきた

 曇り、気温は3度。これから天気は崩れ雪になりそうだが、それほど降らないらしい。

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 昨日は、きたえーるにレバンガ北海道の試合を見に行ってきた。第1クオーターはレバンガが優勢だったのだが、そのあとからどんどん悪くなってくる。その原因はやはり外国籍選手頼りのチームが原因である。

 試合を見ていて思うのは、チーム創設時から所属する、今季限りで引退する折茂選手、桜井選手が好調だったころの活躍ができればもっと強いチームだっただろうということである。

 彼らの全盛期の動きがないため外国籍選手の動きが止まった時に攻め手が無いのである。彼らは、試合に殆ど出ずっぱりである。あれだけ動けば後半足が止まるのは当然で交代しながらふつうは休ませるのだが、それができないのかしないのかヘッドコーチの考えである。

 どうしても勝ちたいという目先の利益のために将来の利益を逸失するというのは企業でも起こりうる。新製品を売るためにどんどん値下げしていけば、その商品の価値は当初の目論見より下がる。一回りした後に売り上げを伸ばそうと思えばさらに原価ぎりぎりに値下げせざる負えない。でも売り上げが伸びたとしても利益率は薄いわけで儲けにはつながりにくくなり。

 それが今のレバンガである。外国籍選手の活躍で当初は勝ち星を挙げてきたが、それを使い倒せば当然疲労も溜り活躍できなくなる。それが続くと当初考えた計画よりも早く勝ち星があげられなくなる。日本人選手で彼らの代わりになる選手を育てるあるいは他から連れてくるしかないのだが、所属選手のチーム力が上がらなければ常時使える選手の駒が不足する。まったくもって悪条件が積み重なっているのが今の状態である。

 今いる控えの選手が活躍できないのしたらチーム編成の失敗である。選手の質が確保されているにもかかわらずヘッドコーチが使いこなせなければヘッドコーチの責任である。両方であればまったくもって最悪である。

 しかし、ここまで勝ち星は重ねているのだから最悪の状態ではない。ここから盛り返すのは、手っ取り早い方法ならこれから選手を獲得するしかない。果たしてレバンガはそれができるのか?