道内4例目は危険信号

 曇り、気温はマイナス8度.久しぶりに冷え込んだ.暑い寒いを繰り返すこの時期が一番体調を崩しやすい.こういった時は人混みを避けるのが一番である.

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 道内で4例目の発症者が出た.3例目から時間が経たずに報道されたので聞き間違いかと思ったがそうではなかった.

 道内の症例は、個人情報の絡みから明らかになった情報は少ないが概ね感染経路は不明ということである.

 このことから市中感染が起きている状況になってきているは間違いない.最初の感染源である中国からの旅行客は万遍なく道内に散らばっていた.ある意味中国人観光客を見ない場所は無いというような状況だったわけで観光地は軒並み密度は高かった.

 それでどこかに新型コロナウィルスが漂う場所がありたまたまそこにいた数人が感染した結果だろう.そう考えると今の感染は3次感染の確率が高いということである.

 間違いなく今回の件で気を付けなければならないのは、国が言うように人の密度の高い場所に出かけることを控えるということだろう.

 今回のクルーズ船のように密閉空間でそこに感染者が送り込まれれば感染の連鎖が始まる.そのことを理解しないで行動する人が多数出ると中国のように都市閉鎖しても中々感染が収束しないということになる.

 今の段階では、人の自由を制限してでも家からの外出を禁止するほうが感染の広がりは抑えることができるだろう.それができないのが日本という国である.何かを制限しようとすると直ぐに反対の声が上がる.多くの国民が被害に会うかもしれない状況を作ることを自由という名の行為で危険を助長する.

 もし中国のようになってしまったらただでさえ足腰が弱り始めている日本は大打撃を受けてしまうだろう.

 

 人の大勢で入るするようなところでの制限と共に、やはり発熱だけを見る専門外来を道内各地に設置してもらいたい.少なくとも発熱の患者とそうでない患者を同一内の空間に閉じ込めてしまうことを避ける意味でも必要である.

 そういう施設は、市民体育館などの公共の施設を使いできるだけ患者同士が近くで接触しない環境を構築すべきだろう.

 このままでは間違いなく医療機関は戦場になり医療機能を果たさなくなる.