この時期のパチンコは害有って益なし

 晴れ、気温は5度.土日と雨と寒さであまり外出しなかった人も今日は外に出る人が多くなるのではないだろうか.どこかの国と違い日本は、外出自粛は命令ではなくお願いである.命令を効かづに罰金を取られることはない.だからと言っては何だが、自粛しろといってもそれを守らない人は一部に存在するわけである.

 昨日は、用事で千歳空港近くを車で移動したのであるが、空を飛ぶ飛行機は少なく、ほとんどがコミューターのような小型飛行機だった.大型の機体はその居た時間帯には一つも見なかった.

 

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 パチンコ店の問題、中々根深い.経営者的には開かなければつぶれてしまうという思いがあるし、通う客もこの状況で行くのだから大半はギャンブル依存症なのは間違いない.

 店名公表が店の宣伝になるという結果になったのは、予想がついたが、それでも何もしなければ市が批判を受けてしまうことになる.この場合、宣伝効果と営業的マイナスを考えるとマイナスの方が大きいかもしれない.

 この際だから、パチンコ店に群がる人たちを集めて依存症対策をしてしまうくらいのことをしないとこの人たちは旅費を掛けてでも遠くまで出かけて行き、未だ流行していない地域に関s年を広めてしまう可能性がある.今までパチンコ店の客が新型コロナウイルスに感染していない方が不思議くらいである.

 自分も昔にパチンコ店に行っていた.その頃は遊びの一つと考えていたが、やはり金がみるみる減っていくのを経験すると取り返さなきゃいけないという思いが湧き出てくるのも分かる.更に一度大勝ちするといつかは取り戻せるという根拠のない自信ができるものである.

 冷静に考えれば客が勝ち続けることは不可能で、お店側が儲かるようにできているのは判る.それでも客は、自分は何割かの勝ち組となれると思っているのだろうと思う.

 それでも自粛期間が終わればパチンコ店は営業を行うだろうしそれを規制する法律はない.国会議員の議員連盟があるくらいなのだから日本からパチンコ店というのは無くならないだろう.なくなるとしたらパチンコに変わるギャンブルが取って代わる時だろう.