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 晴れ、気温は16度.すがすがしい朝といえる.今日の日中は気温が上がり真夏日になるかもしれない.

 

 昨日は、棋聖戦の第一局があり、渡辺棋聖藤井聡太7段が対戦した.

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 最後の方は、自宅に帰ったところから見始めたのだが、既に藤井聡太7段の残り時間は7分程となりもう少しで1分将棋になりそうな勢い、対して渡辺棋聖は1時間くらいあっただろうか.

 そこからの戦いは、一歩間違えば詰まされる王手の連続を適確な読みでかわし続け、最後は王手で終局.藤井聡太7段が見事先勝した.5番勝負なのでどちらかが3勝すれば終わりの戦い.一つの勝ちは大きいがまだまだ勝負の行方は判らない.勝負は終わってみて初めて分かるものである.次の対局は6月28日のようだ.今まで対局がお休みだったので6月中は対局が多く棋士の方も大変である.その中で勝ち続けるのは若さという勢いに乗ると強さを発揮する様子を見せつけられているようだ.

 

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 コロナの渦中行われた沖縄県議選、産経新聞毎日新聞、見出しを見るとその結果が真逆に感じるのだが、選挙の結果は同じものを見ている.

 

 「玉城デニー知事を支持する共産、社民両党など県内与党の陣営では、過半数を維持したものの改選前より議席を減らしたことに落胆が広がった。」 と産経が書くように、与党陣営が議席を減らしたが、過半数は維持した結果となった.

 北海道から見た沖縄は、きれいな海が間近に迫りあこがれの地である.年に1度は沖縄で休暇を取りたいと願う.そして、沖縄に行くたびに思うことは沖縄の真ん中に大きな空軍基地があることである.あの基地が移動するなら辺野古を埋め立てるのも仕方がないと思ってしまうのだが、そこの考えは自分には判らない.戦争に反対する気持ちは当然だが、戦争と覇権争いは別物である.相手が示威行動を見せればこちらも見せなければならずそのための備えに過ぎないのは判るのだが、それが無ければあっという間に領土を失うだろう.世界の人が平和主義なら良いがそういう世界にはなっていない.武力を正しいと感じる国があり、その武力を行使しようとする国がある.その中で渡り歩くのに丸腰で良いかという考えがどうしても捨てきれない.

 武力を行使しようとしている国が、相手が丸腰だから手加減してくれるあるいは別のところに行ってくれるなどということはあり得ない.逆に相手が丸腰だったら舐めてかかってくるのが実際である.残念ながら人というものはそういうものなのだろうと思う.